藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」 -35ページ目

藤間流日本舞踊教室 藤間明海「 日本舞踊と着物のおはなし」

日本舞踊と着物の生活を、日々綴っています。
日本舞踊の楽しさや美しさを、どんどん発信していきたいと思います。






あちこちの出先のお稽古場のデッキやら、Bluetoothが不具合で動かなくなり、私から何か電磁波が出てるのではないかと不安になります。
あまりに繋がらないので、「私の唄でお稽古する!」というと生徒の小学生が本気で嫌そうにしてました。

昔、日本舞踊のお稽古は、生演奏が主流だったそうです。
三味線が弾けるお弟子さんなどが、長唄でも清元でも、どのジャンルでも弾いてお稽古していたとか!今ではとても考えられないことです。
お稽古場によっては、先生自身が弾かれたりしていたそうで、なんでもできたお師匠さんは今もいらっしゃいますが、ほんとにスゴイです。

やがて、音源はレコードになり、お弟子さんは先生のいうところにぴたりと針を置き、曲の頭出しをしてお稽古していたそうです。その技術も、今思えばすごいし、私はとても怖くてかけられなさそう。

時代はオープンリールからカセットテープになり、カウンターがつき、今ではデジタル化したので、頭出しなどはかなり楽になりました。その代わり、デッキやBluetoothの不具合など、繋がらない時のどうしようもなさも進化?しております。
デジタルは便利ですが、紛失するときも一瞬なので、いつもどこかで心配してます。

私は三味線のお稽古ははじめたものの、自分の演奏でお稽古なんていろんな意味で恐ろしすぎます。
弾きながら、唄いながら、踊りの手を考えるなんて頭がぐちゃぐちゃになりそう。
ただ生演奏の音色で踊るのは、楽しいこととわかっているので、いつかできるといいなと思っています。