日本3大ドヤ街の一つである横浜寿町の越冬闘争に参加。
寿町には大学生の頃から毎年通っていて、結婚してからは家族で街の人と交流していました。今回はコロナの影響から2年ぶり。

越冬闘争の本日の行事は、学習会(故矢島祥子さんを偲んで)、炊き出し、各種相談会(医療、法律、労働)。
矢島祥子さんは大阪釜ヶ崎で街の人に寄り添った医師として活躍されていましたが、2009年に亡くなってしまいました。群馬県出身で、今日はお母さんが群馬県から見えていました。

学習会が終わり炊き出しまで時間があったので、炊き出しの公園でボーっとしてたら、「顔が疲れてるよ〜」と蜜柑をくれる人がいたりw、隣に来て突然身の上話を始める人がいたりで、相変わらずのフレンドリーな街の人達の対応に、私の様なよそ者でも受け入れてもらえた様で毎回嬉しい。

炊き出しの方はボランティアの方がたくさんいたので、私は「越冬ニュース」と「新春お楽しみコンサート」のビラ配り。炊き出しを求める人の行列で、街の一区画分が囲まれている程、大勢の人(殆ど男性)が並んでいました。

新宿の大久保でも医療相談をしている医師の越智さんによると「大久保の炊き出しには、高齢者や就職氷河期の世代だけでなく、全世代で炊き出しに並ぶ人が増え、底が抜けた様だ」と仰っていました。


今年のスローガン


群馬県大間々出身のオリジンさん。長年、野宿者や生活困窮者の支援や相談に携わっています。


医療班の森さん。看護師で、街の人たちの医療支援をしています。踊りが上手