私たちは、コーチやカウンセラーとして、お試しのセッションや、いわゆるフロントセミナーと呼ばれる、入り口のセミナーをすることがあります。
そして、その最後には、次に進んでいただきたいプログラムや、講座などをご紹介します。
それが、一番お客様に受けていただきたいサービスですから、紹介しないわけにはいかないですよね？
ただ、その時の私たちのマインドがとても大切だと考えています。
そこまで、専門家として、正しい知識やノウハウをお話ししてきたのに、急に、「買って～」と言わんばかりのセールスマンにならないこと・・・
これ大事です。
なぜ、こうなるかというと、実は、自分が安心したいからなんです・・・
自分のサービスを受けるか受けないかを決めるのは、お客様ですから、こちらはどうしても選択をゆだねる状況になるわけですね・・・
そうすると、不安定な心理状態になってしまいます。
不安定な心理状態に長く耐えられるひとのことを、キャパシティーが大きいとか、器が大きいといいます。
ここで、私たちは、原点に立ち返る方がいいです。
そもそも、あなたは、自分の知識やスキルを使って、「お客様を楽にしてあげたい・・・」とか、「お客様のお役に立ちたい」と思って、お仕事を始めたのではありませんか？
その原点に立ち返り、お客様を信頼し、尊重するのです。
お客様は、とっても、賢いのです。
また、選択肢もたくさん持っています。
お客様には、自分に一番合った方法を選択する力があるのです。
あなたの、ノウハウや人柄がぴったりとマッチして、タイミングがうまく合えば申込みしてくれますが、どこががずれていると申し込んでいただけないかもしれません。
それよりも、「このお客様は、自分の手助けが無くてもうまくやっていける人だ！」と信頼して、手放すといいのです。
それよりも、お客様と良い関係を保つことに集中しましょうね～。
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