今年初めての授業は、ストラクチャーについて教えました。
コーチングの基本スキルをクラスAで学びましたが、それを会話として組み立てていく
ことが必要です。それをストラクチャーと呼んでいます。
ストラクチャーは、ラポール・発見・行動の3つのモードから構成されますが、
今日は、ラポールモードと、発見モードの中の、目標設定を学びました。
コーチングセッションをするときに、目標設定は、とても大切な部分です。
目標を明確に描くことができれば、クライアントはそれを達成するために行動を
したくなるからです。
でも、目標を達成することで、私達が本当得たいものは、感情です。
「収入を増やしたい」
「ビジネスで成功したい」
「理想の恋人を手に入れたい」
「ダイエットに成功して、理想のスタイルを手にいれたい」
このような目標を、私達は掲げますが、それによって得たい感情があるはずです。
収入を増やして、そのお金を子供のために使いたい。子供に、感謝されたい。
自尊心を満たしたい。
人からすごいねと言われたい。
理想の恋人から愛されて、幸せになりたい
理想のスタイルを手にいれて、異性から注目されたい。誇らしい気持ちになりたい。
私達が本当に得たい感情という目的のために、目標を設定して、努力することは素晴らしいこと
だと思います。
けれども、時々、目標が目的になってしまうことがあります。
例えば、家族を幸せにするために、ビジネスで成功したかったのに、いつの間にか、ビジネスで
成功することが、目的となり、得たかった感情が得られなかったりすることがあります。
ですから、クライアントの目標設定を一緒にするコーチも、その目標を達成することで、クライアントが得たい感情が何なのかを、把握する必要があります。
それを理解することで、クライアントのことを真に応援できるようになると思います。
クライアントの得たい感情こそが、その人のモチベーションを高め、行動を促す
パワーとなるからです。
そんなことを再確認することができた、今日一日でした。
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