宮崎駿
「シュナの旅」

 

 

こちらは、あの宮崎駿氏が

「犬になった王子」という

チベットの民話をもとに描いた絵物語。


1983年初版なので、

ラピュタよりも前みたいですね。

 

そしてこちらは文庫本にして

オールカラー乙女のトキメキ

 

 

 

もともと宮崎氏はアニメーション化を

望まれていたらしいのですが、

それは企画が通らず。

 

しかし、

当時、徳間書店の方のススメもあって、

この本の出版に至った

ということらしいです。


 

主人公は

谷あいの貧しい小国の後継者シュナ。

 

遥か西方には、人々の飢えを除く

黄金の穀物が美しく輝いている

ということを聞き、

その豊穣の地を目指すことに。

 

何日も何日も腐った大地を通り抜け

生きるものの姿を見ずに、

シュナとヤックル(シカ?)は

西へと歩んだ。

 

 

 

途中で人食いに襲われたり、

数々の困難をくぐり抜け

たどり着いた豊穣の地。

 

そして運命の相手、テアとの出会い。

 

表紙のイラストが

シュナとテア、そして小さい子は

テアの妹なのですが

 

どことなくナウシカとか

ラピュタの登場人物に似ていますね目がハート

 この2作品はジブリの中でも

大好きな作品なので好感度大ハート


それと、

シュナと一緒に旅に出た

ヤックルなのですが、

ちょっとその名前が記憶にあって

調べてみると、

 

やっぱりそうでした!

 

ヤックルって、

もののけ姫に登場する鹿の名前ニコニコ

 

巨人や虫、うねうねした何かとかも

出てくるし

またひとつ別の宮崎駿作品に触れられて

 

嬉しかったです恋の矢