ブロ友さんの書評を読んで
ビビっと来まして
図書館で借りてきました指差し


砂村かいり
「苺飴には毒がある」



「どうしていつも、

ごく普通の友達でいられないんだろう」

高校二年生の寿美子には、

れいちゃんという幼なじみの友人がいる。
同じ高校に進学し通学を共にしている

ふたりだが、
過去に複雑な事情を持つれいちゃんは、

可憐な容姿とは裏腹に、

他人の容姿を貶めたり、

陰口を撒き散らすことで

コミュニケーションをとる少女だった。
そんな態度に違和感を覚え始める寿美子だが、

やがて彼女の吐く毒は

自分自身にも及んでいるのではないかと

思い至り――。

互いを傷つけ合いながらも一緒にいる、

思春期の複雑な友人関係。

 


もう、どれもこれも

中高時代の自分に思い当たることだらけ。


自分のとった行動も

相手がした行動も


友達との付き合い方も


心の中の善悪やカーストetc.


今思えば

よくぞ思春期を無事に生きてきたものだと。


こんな毒を舐め続けて来た

青春時代があったからこそ

今の強さがあるのでしょうし、

これも学びだったのでしょうかね。


しかし、男子たちは?

彼らはどう過ごしていたのだろう。


グループってあまり聞かないし、

女子ほどではないよね。。。



いつもそうなのですが

中高が舞台の小説を読む時って

必ずあの時代の自分になって読んでいる。


高校時代の自分は

いつタイムスリップしてみても同じ。

不器用でシャイな子です。