またまた秋吉さんです指差し
 
 
秋吉理香子
「息子のボーイフレンド」
 

 

 

 

 

表紙のイラストを見ても

これまで私が読んできた

秋吉さんの著書とはガラリと違い

イヤミスは全くナシ。

 

ホラーもなければミステリーもない

まるで

ホームドラマのようなお話でした笑ううさぎ

 

とはいえ

「息子のボーイフレンド」

というだけあって

そこはやはり

LGBTをテーマにした小説。

 

 ある日

 高校2年生の息子・聖将が

まさかのカミングアウトをするんです。

交際相手の雄哉は一流大学2年生で

イケメンと、

非の打ち所がない好青年。

母・莉緒は2人の交際を

微妙な気持ちはあるけれど認める。

だけど夫・稲男には

なかなか切り出せなくて…。




世の中、LGBTに対して

理解が進んでいるように見えるし

性の多様化が認められつつあります。


それに批判的な意見が報道なんてされれば

蜂の巣状態で

叩かれるようにもなって来てる。


だけど、

もし身内がLGBTだとわかった時

果たして受け入れられるのか?

というところに

焦点があてがわれていたお話だった。


そうだなぁ。

もしうちの息子が

ボーイフレンドを連れてきたらはてなマーク


そりゃあ最初は驚くかもしれませんが

あとはなんてことなく

受け入れると思います。


ただし、制度上の問題を考えると

不憫にはなりますね。

自治体によって

パートナーシップ制度はあれど

日本では結婚できないとか。


2人が幸せならそれでいいのですが、

制度や周りからの好奇な目線などに

もし悩んでいるとしたら

その悩みに寄り添って

私も一緒に悩み続けるんじゃないかな

と思います。




キラキラキラキラキラキラ