今日は嵐ですかガーン




週末は近所でお花見でしたが

ギリギリセーフだったか。




あまり散りませんように。



キラキラキラキラキラキラ



昔流行ったシドニー・シェルダン。

 

テンポが良くて

最初から引き込まれてしまうし

復讐心に燃える強い女性が

たびたび登場。

 

陰謀やらも渦巻き

ハラハラドキドキさせる展開に

魅力を感じて

次から次へと読んだものでしたが、

 

今回読んだ秋吉さんの「灼熱」は

それらに似ているような気がしました。

 
 
秋吉理香子
「灼熱」
 

 

 

 

 

医者である英雄と一見、

幸せな結婚生活を送る絵里。

しかし彼女の本当の名前は咲花子。

英雄が元夫を殺した証拠を探していた。 

…… 復讐に生きる女性の情念を描いた

愛憎のミステリー!

 

 

すごいです。

元夫を殺した男の妻となるため

整形し、名前も変え、

殺した男に近づく・・・。

 

そして結婚することに成功し

新婚生活をおくりながら

殺害の証拠をつかもうとする・・。

 

どれだけ深く元夫のことを

愛していたか。

「絵里」と名前を変えた咲花子の

執念が伝わって来て

せつなくもあり、

また恐ろしくもあった。

 

結末は意外でした。

秋吉さんのいつもの大どんでん返し・・・

というほどではなかったのだけど

こういう展開もありだなと思いました。