ここのところ
なんやかんやありましたが
小説はコツコツと
読み進めておりました。
 
東野圭吾さんに凝っていたので
そちらを何冊か読み終わっておりますが
そのレビューは後回しにしまして
今日はこちらを指差し
 
 
秋吉理香子
「聖母」
 

 

 

 

秋吉理香子さんという作家さんを

ブロ友さんの書評で知り

興味を持ったのですが、

 

一番読みたかった著書は

かなりの順番待ちでして、

とりあえず図書館で借りられるものを

と思い

借りてみたのがこちらです。

 

「聖母」というタイトルからは

想像もつかない

殺人事件なのですが、


大概このタイプの話は

読みにくく、また

心がついていけないものが多く・・。

 

だって、あらすじはこんなです。

↓↓↓

 

東京都藍出市で幼稚園児の遺体が発見された。

被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

 

「被害者が幼稚園児」

「性的暴行」ガーン

 

そりゃ、実話では有りませんが、

こんなキーワードを目にした時点で

母親なら誰でも構えてしまう読み物かと。



〜あらすじ 続き〜


事件のニュースを見た主婦・保奈美は、

大切なひとり娘も狙われるのでは、

と恐怖を覚える。

警察は懸命に捜査を続けるが、

犯人は一向に捕まらない。

娘を守るため、母がとった行動とは。


 このあらすじを読むと

少しだけ「聖母」というタイトルに

近づいてきた感もありますかね。

とはいえ少々生々しいイメージは

持ちますが。



さてこの小説、


言い方は変ですが

 実は

読みやすかったんです、意外とキョロキョロ


結末の予測がなんとなく

できるような展開で

書かれていたから?


ただ、

さらなるどんでん返しがあり

そこが秋吉さんのまさに狙いだったのだなと

あとで思ったのですが、


この伏線には拍手。

後半にいっきに回収できたのが

良かったです。



「聖母」かぁ。


なるほどね


人間として決して踏み込んではいけない

過激さが有りましたが、

非常に切ない”愛”がテーマの

著書でもあるのかなと思いました。




だって、、、

母親の気持ち、、、わかるもん。






いやぁ、でもやばいんだってーあせる