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加賀恭一郎シリーズですね
このシリーズは
全部で15冊あるらしいのですが
「赤い指」「新参者」
「祈りの幕が下りる時」など
俳優の阿部寛さんを加賀恭一郎役とし
ドラマ化・映画化されているものが
多いらしいので
ご存知の方も多いと思います。
だけど今回読んだ著書は
ドラマ化等はされていないみたい。
シリーズの中でも
わりと初期のものでして、
別にシリーズの全容を
わかっていないと
つまらないというものではなく、
加賀恭一郎は登場するけれど
内容は孤立しているものでした。
そして
こちらにはなんとすごい特色があり
それは、
最後まで読んでも
犯人がはっきり
明かされないの
つまり、自分で推理して
犯人を当てるものに
なっているんですっ
それをブロ友さんに伺って興味を持ち、
すぐにポチリまして今日に至ります
ストーリーは、
ある電話から始まります。
「お兄ちゃん以外、信じられなくなっちゃった」
電話は切れ、妹は殺された。
兄・和泉は、犯人への復讐を決意し、
現場の証拠を隠蔽する。
警察に犯人をつきとめられる前に
妹の親友の女。
和泉は”妹が部屋で死んでいる”と
隠ぺいしてしまったことにより
”他殺”とは見抜けず、
”自殺”としたんですよね。
だけど練馬署の加賀刑事だけは
兄の工作を嗅ぎ取るんです!!
兄は妹のためにどうしても直接
犯人に復讐をしてやりたい、
だけど、加賀刑事としては
そんな復讐はくい止めたい・・・
加賀刑事と和泉との対決ですよ、
これは
ちなみに加賀刑事の容姿について
「背が高く彫りの深い顔」とあり、
まさに阿部寛さんのハマり役だな
と思いました
加賀刑事が登場するたびに
阿部ちゃんの顔が頭に浮かび、
ファンの私としては
嬉しくなりましたよ〜
ラスト、
さあ、犯人はどちらだ!?と
なったあとには
「推理の手引き」なるものが
綴込みにありまして、
そこでスーーーッと
解決することができますよ(*^-^*)
ちなみに
そちらを参考にしないと
悲しいかな私は犯人を当てることが
できませんでした
犯人の行動とか
時系列がちょっと難しくてね・・・
だけど面白かったので、
お次は同じく加賀恭一郎シリーズの
犯人当てミステリー2冊目、
「私が彼を殺した」
を読んでみたいと思います
ちなみに最近3冊目の犯人当て本、
「あなたが誰かを殺した」も
発売されたみたいです。
こちらは文庫本化されたら
読んでみようかと