実は書いていなかったのですが
年明け早々に
面白い本に出会いましたニコニコ
 
 
 
藤崎翔
「逆転美人」

 

 

 

まずタイトルに惹かれました知らんぷり

 

次にあらすじ指差し

 

「私は報道されている通り、
美人に該当する人間です。
でもそれが私の人生に
不幸を招き続けているのです」
 
飛び抜けた美人であるせいで
不幸ばかりの人生を歩む
シングルマザーの香織(仮名)。

娘の学校の教師に襲われた事件が
報道されたのを機に、
手記『逆転美人』を出版したのだが、
それは社会を震撼させる
大事件の幕開けだった――。
果たして『逆転美人』の本当の意味とは!?
ミステリー史に残る
伝説級超絶トリックに驚愕せよ!!
 
 
こんなあらすじを読めば
誰だって読みたくなる小説なのでは
ないかと。
 
そしたら思った通り、
テンポが良くて
ページをめぐる手が止まらず
一気読みあんぐり
 
小説自体にも、
あるトリックが隠されているのですが、
なかなかよくできており、
また新しいタイプの小説だなぁと
思いました。
 
そういうわけで
お薦め本と致しますウインク
 
 
 あと、お話の中で
シングルマザーの香織(仮名)は
ブルマ世代なので
当時のブルマについて
書かれているところがあったんですよね。
要は美人がゆえ
彼女のブルマが盗まれて
なんとその犯人は驚愕の人物
まさにあり得る話が妙に現実的で。
 
ブルマは現在性犯罪につながるとして
世間から騒がれ始めたため廃止。
娘なんかはブルマなんて
言葉も知らないだろうけど、
犯罪については
昔も今も変わらないなぁと思いました。
 
 ところで話が出たのでついでに書きたい。
ブルマについてなんですが上差し
 
女性の皆さん、
当時あれを履くことに
羞恥心はありました?
 
私、全然なかったんですよね。
先輩たちが当然のように履いていたし、
当時日本を大熱狂させていた
全日本女子バレーの選手は皆さん
赤のブルマでしたし、
 
あれを履くことが
大人に近づく証のような
そんな高揚感しかありませんでした。
 
だけど今になって思えば
やはりあれは
パンツですね。
 
ちょっと厚手のパンツ🩲
 
少し大きめを履いて
提灯ブルマのように
なっている子はまだしも、
パツパツでウエストから腰のライン、
ビキニラインが
はっきり見える子はかなりいた。
更に恥骨が盛り上がっているのが
丸見えな子も。
まさにグラビアモデルさながらですよ。
 
今では
プールでもない、海辺でもない、
体育館や校庭で
よくぞあんなの履いていたものだわと
思います。
 
一体誰がどんな目的で
あんなのを女子に履くように
義務付けたのか。
 
一歩間違えれば
性犯罪を起こしそうな部類に属すタイプの
男子生徒や男性教師、
ちょいと校庭を覗きに来た
よそのエロおやじ達は
無料でウハウハと
グラビアを見ていたわけです。
 
その視線を感じ、
恥ずかしい思いや
理不尽に感じていた子も
中にはいたのでは?
 
 男子はショートパンツだったのだから
女子もそれで良かったのに。
 
ブルマから下着のパンツが
はみ出してしまう
ハミパンとか、
そういえば大変だったなー。
 
うん、今思えば
ブルマの歴史はいらなかったわ。
こんな黒歴史!
なんか、改めて腹立って来たと同時に
性差別を知らず知らずのうちに
うけてたんだなー自分、
しかも学校教育の現場で…
なんて思いますガーン
 
結局は
ブルセラショップが流行り、
ブルマ廃止に至ったんでしたっけ?
思いがけないところからの
ブルマの終焉…
 
娘の世代はショートパンツで良かったと
心から思います。