好きなんですよね、
小林聡美さん
映画もドラマも、
飾らずナチュラルな人柄で、
役者のみに留まらず
そのユーモアさが滲み出ているような、
エッセイも書かれる。
今まで何冊か読ませていただいたのですが、
今回は
雑誌掲載エッセイに
加筆修正したものが書籍化され
文庫本になっていたのを発見したので、
買ってみました
まず題名。
「サト、スナワチ、ワザヲ、ナラウ」
と読みますが、
こちらは暦の「鷹乃学習」を
もじったもの、ですかね。
５月から６月にかけて孵化した鷹の雛が、
この季節に飛び方を覚え、
狩りを学び、
独り立ちに備えた巣立ちの準備を
始めるころという意味で、
年を重ねるごとに”無理しない”、
”ほどほどに”
を学んでいかれている聡美さんの日常が、
題名の通りに書かれておりました。
しかもコミカルで面白おかしく、
読むに楽しい
ところで
話は大幅に変わりますが、
心のつぶやき。
先日、
大規模なコロナ第９波が
起こる可能性ありとの
会見が行われましたが、
第五類に移行しようって時にこの記者会見。
学校現場ではマスクを外しましょう！
って、しきりに言われているんだけどな。
友人の学校は
入学式はマスク無でＯＫとなっていたのに、
教員来賓は全員マスクだったんだと
ちょっと苦笑いというか、ウケル。
大人がこれだと子供は外しませんね。
まぁ、記者会見に関しては
基礎疾患のある方々や高齢者向けに
注意喚起を促すのが主なのかもしれないから、
会見するのは良いとしても、
”第9波”とか言われるとなー。
その言い方を、
もうやめればいいんじゃないかなぁ。
もうちょっと踏み出してほしい。
もうじき「鷹乃学習」の季節だしね。
聡美さんのエッセイ、
締めくくりは”猫のホイちゃん”。
切なくも、いいお話だなぁと思った
