「花だより」
「みをつくし献立帖」
まず「花だより」のほうですが、
個性的な登場人物たちのその後が
描かれている物語。
ちょっとでも感想を書いてしまうと
最終回がどうなったのかという
ネタバレになってしまいそうで、
書くのはやめておこうかな。
が、これだけ言えるのは
今まで数多くの外伝やその後のストーリーを
読んで参りましたが、
こちらの「花だより」は
素晴らしかった
締めくくり方もまさに「みをつくし」。
余韻の残る美しい終わり方で、
このままストーリーをジ・エンドとして頂いても
良いのですが、
まだまだ彼らの今後が知りたいという
欲求あり
「つる家」店主・種市なんてかなりのお歳だし
極楽浄土に行かれる日は
近いのかもしれないけど、
それでも生きている限り書いていただきたい!
そしてその種市よりさらにご高齢の、
「つる家」自称看板娘のりうさんも
おばけのように生かせていただいて
不死身のごとく書いちゃってください!
高田郁先生、
どうぞよろしくお願い致します
久々に
みをつくしの献立で大好きだった
「大根の油焼き」を作りました。
今日は葉っぱつき。
干した大根と葉を油で焼いて、
お醤油をジュワッと回しかけただけの一品。
大根のコリコリとした歯応えと
お醤油の香りが抜群で、
「こいつはいけねぇ、いけねぇよぅ」と、
店主・種市の口癖と同じく
叫びたくなってしまう一品です
あ、そうだそうだ、
「みをつくし献立帖」の方ですが、
そちらはシリーズで登場した料理が
お写真とともに掲載されている
レシピ本のようになっていました。
「つる家」の間取り図や
著者のエッセイなどもあって
なかなか楽しめましたよ