小川糸さんの日記エッセイ。
2012年以降でいえば8冊ありまして、
今回はそのうち
たそがれビール2012
今日の空の色 2013
犬とペンギンと私 2014
卵を買いに 2015
洋食小川 2016
ぷかぷか天国 2017
グリーンピーの秘密 2018
真夜中の栗 2019
この二冊を読みました。
これですべてコンプリート。
とはいえ2011年以前のものもあるので、
追々そちらも読んで行きたいと
思っているんですけどね。
しかし、こんなにハマるとは思わなんだ・・・。
糸さんの日常がさらりと書かれた
なんの変哲もない日記。
だけどそれを追って読むことが
こんなにも心地よいなんて。
文章力かなぁ。透明感かなぁ。人柄かなぁ。
中でも今回読んだ
「犬とペンギンと私」は、とても良かった。
(*ペンギンとは糸さんのご主人のことです)
ご主人とのこともそうなのですが
私が興味を持ったのは
糸さんの犬への想い、付き合い方など。
そちらすべてにおいて共感したり
反省点も同じだったり。
他の日記エッセイと比べてこちらの本は
ちょっと分厚く、
それだけこの年は犬と向き合い始めた
大事な年だったのだろうなぁと思う。
さて。
我が家の愛犬peace。
このたび乳腺腫瘍ができてしまいまして、
それは良性ではあったのだけど
悪性に変わることだってあるし、
はたまた検査した部位が
たまたま良性だっただけで
悪性が隠れている可能性も否めないとのこと。
なので腫瘍摘出手術を行うことになりました。
前に通っていた動物病院の先生が
避妊反対の方だったということもあり
避妊手術をしていなかったので、
併せてそちらの手術もします。
避妊手術は
子宮や乳腺の病気リスクが減るという
利点もあるらしく、
そんなことも知らずに
ここまで来てしまいました。
(9歳♀)
まぁ、完全な老犬になる前に手術するので
まだいいと考えます。
まだ手術に耐えられる体なのでね。
タイムリーに糸さんの
「犬とペンギンと私」を見つけて
読んだというのは、
なんだか巡り合わせのような気がしてなりません。
手術前の検査で行った動物病院から帰宅すると
いつにも増して甘えん坊になるpeace。
そんな愛犬が前にも増して愛おしいです。
さぁ。手術は1週間後。
どうなることやら。