昨日11時15分。
晴れ間はあるけど冷たい風に吹かれながら
都内のとあるラーメン屋に
主人と2人並んでおりました。
 
オープン前に並んだのは何年ぶり?
前から3人目あたりにおりますが、
私たちの背後には
結構な人数があれよあれよと目
あと数分遅かったら
カウンター12席くらいしかない店舗につき、
第一陣として入店できないところでした。
 
ラーメンは家系ラーメン。
どさどさと豚骨をスープ鍋に入れて
かき混ぜる店主。
その背後にはざくざくとネギを切るおばあちゃん。
よく見るとお2人は似ているので親子かしら?
 
これだけ賑わっているお店で
息子と一緒に働くってどんな感じなのかしら?
そんなことを思ったと同時に、
今回の大学受験の結果によっては
家を離れることとなるかもしれない
我が息子のことを思い出して、
ちょっと切なくなってしまったのでした。
 
 
テルマエ・ロマエで有名な
ヤマザキマリさんの著書
 
「ムスコ物語」
 

 

 

ここにもまた

彼女の息子さんへの溢れんばかりの思いが

つめこまれていました。


すごいです。

「生きる自由を謳歌せよ」という信念のもと、

親子で世界中を渡り歩きながらの

子育て放浪記。

 

日本、イタリア、シリア、ポルトガルetc.

どの国においてもマリさん流で、

いじめっ子のところに押しかけたり、

エリート校はこっちからお断り。

宿題で寝られない学校なんてやめちまえ!的な。

 

中でも、

自分に息子を付き合わせる形で

魚とりや虫取りを楽しむ姿勢というところは

私もアウトドア関係は

”私自ら楽しむ”

ということが大前提だったので

とても共感できました。

 

あと、北海道の過疎地域、

鬱蒼とした森に囲まれた

大自然の中にある特認校に、

息子であるデルス君を通わせていた

というところは、

少し羨ましかったなぁ。

私も、

天真爛漫な下の子については特に

そんな場所で学ばせたかったなうーん

 

他にもマリさんの生い立ちや

結婚、離婚、再婚についてや

テルマエ・ロマエ誕生秘話などもあり、

この一冊で

息子君のことだけではなく、

ヤマザキマリという人が

あらかた把握できたような気もします。

 

うん、マリさんのような人生、面白い。

 

ただ、

私もこんな風に生きてみたいなぁと思いつつも、

少々面倒だなと感じた部分もあったかなはてなマーク

 

やっぱり私は私の人生でいいうーん