おはようございます太陽

 

昨日は2階の洗面所が水漏れしたため

水道屋さんに来ていただきました。

洗濯機もまだ治っていないのに

洗面所までこんなことになるなんて・・・。

この暑さの中、水運悪いぞ~汗うさぎ

祓え給え清め給え〜アセアセ


結果、応急処置はしていただきましたが

完全には治らず、

別日に部品をお持ちいただいての

後日修理となりました。

 

悶々とした日々はしばらく続きます・・・

 

右矢印右矢印右矢印右矢印右矢印

 

さてさて、

一気読み真っ最中の漫画があります。

かなり気に入っていますOK

それはこちら。

 

現在

漫画誌 青騎士にて連載中、


2014年にはマンガ大賞も受賞している

 

森薫 作

「乙嫁語り」

 

 

 

 


単行本はハルタコミックスで

現在13巻まで発売されていますが、

 

なんと、女優の杏ちゃんも

イチオシ漫画としてYouTubeで紹介していて、

堂々の第1位として

この漫画をあげておられましたよ照れ

 

 

https://youtu.be/61_xj8EG3b0

 

 

 

お話は、19世紀半ば

ロシア支配以前の中央アジアを旅する

イギリス人旅行者スミスが

各地で出会った

 “乙嫁”(美しいお嫁さん)たちを

描いたストーリーとなっていて、

 

厳しい自然の中に生きる人々の生活と文化、

家畜が財産として

重要な地位を占める社会、

時に領地争いなどの人間の愚行を

織り交ぜながら

語られているお語です。

 

私は、杏ちゃんの動画を観る前に

こちらの漫画は知っていたのですが、

中央アジア、カスピ海周辺が舞台ということで、

ウズベキスタンやカザフスタンなど

日本においてはあまり馴染みのない地域のお話

というところに強く惹かれました照れ

 

このあたりのお嫁さんは

嫁入り道具として、

たくさんの布を持っていく風習があります。

袋物、布団飾り、座布団、壁掛け…

まだ小さいうちから

自分自身でチクチクと刺繍を施した

美しい布を持ってお嫁に行くそう。



“布支度”と呼ばれるその布仕事は

気の遠くなるような細かい作業なのだけど、

その家独自の刺繍図案など

母からから娘へと語り継がれていくもの。

その刺繍のうまさも

花嫁のスキルの一つなのだそう目

 

 

漫画の表紙はすべて

この物語に登場するお嫁さんの絵なのですが、

着ているお衣装もすべて

布仕事によるもの。

 

 

細かく美しい布や刺繍に溜息の連続です照れ

 

 

それにこの漫画、絵がとにかく美しいラブ

 

杏ちゃんもYouTubeで紹介していましたが、

あまりに絵が美しいので、

もっと絵の迫力を感じられる大きさで

読みたいな〜と思っていたんですって。

 

そしたらそのうち

ワイド版も発売されたそうですびっくりマーク

↓↓↓

 

 

 

 

ワイド版は、装丁も美しくて素敵だそうな爆笑

↓↓↓

 

 

でも一冊4000円弱するので、

見てみたい気はするけど

さすがに私は手が出ないな…ガーン

 

 

物語には

とにかくいろんなお嫁さんが登場します。

中でもびっくりしてしまうのは

こちらの歳の差カップル。

乙嫁語りの中ではメインの2人なんですが、

 

20歳の嫁、アミルさんと

12歳のぼうや、カルルク君です!

 

 

嫁の方が歳上ということよりも、

男子が12歳というところにびっくりしたぁ驚き

 

しかも、

お嫁さんのアミルが暮らしていた地元は

強力な父系社会であり、

家長である父親の判断が絶対でして、

相手は親が決めるのが習わし。

そしてアミルは結婚式の日に初めて

お相手の顔を見たんですよねー。

 

そもそも、この時代の女性は

10代で結婚するのが当たり前なので、

アミルさんは遅めの結婚。

 

周りも心配して2人を見守りますが、

共に生活するうちに、

少しずつ夫婦としての絆を深めていくのです。

年下夫のカルルクが、アミルさんのために

強く男らしくなろうとする様子にほっこりします照れ

 

他に、

双子そろって

ある家の兄弟に嫁ぐお話や、

一夫多妻の妻同士のお話もあります。

 

第一夫人と第二夫人

↓↓↓

 
双子姉妹ライラとレイリ
↓↓↓
 

image

 

特に、

このお転婆の双子姉妹へ、

母親からの

「短期集中花嫁レッスン」が私的に

ツボでした笑

愛のムチとはこのことです。

 

あと可哀想なのが

なかにはお見合いをした時に

お婿さん側から

断られてしまうケースもあるんですよね泣き笑い

なかなか結婚相手が見つからず、

目ぼしい人に何人か会うも

全員からお断りされる始末のパリヤさんという

女の子も登場スター


パリヤさん

↓↓↓

 

ちょっとねぇ、変わってるんです

この子。

でもそこが魅力でもあるんですけどねウインク

 

 

現在私は9巻を読んでいるところ。

ちょっとネタバレあり!

↓↓↓

 

一番最初にご紹介した

アミルさんとカルルクは

21歳と13歳になりました。

あいかわらずカルルクは

アミルさんに追いつくため、

早くたくましい男になるため

頑張っているのですが、

ついにキスを!!しちゃうんですびっくりマーク

 

でもこれ、、、


やっぱり私、

違和感ありなのよねアセアセ


だって13歳男子と21歳女性驚きよ…

時代もありますが、地域によるものなのかなぁあせる

あとは漫画である、ということもある?

もちろんキス以上は今のところありませんが。

 

親が相手を選ぶ結婚や

お裁縫スキルがものをいうところもそうだし、

土地環境なども含め

この地域のこの時代のお嫁さんに

生まれなくて良かったわぁ煽り

思うことは多々ありました。

 

それでも

集落の皆で釜戸を囲んで楽しそうに

パンを焼くだとか、

(これまた刺繍模様のように

美しい柄のパンなの飛び出すハート


また裕福な家のお嫁さんは

離れでお昼寝とかして

とても優雅だったりするので

うらやましくもなったり、

 

いろんな思いを抱きながら

興味深く読んでいるところですドキドキ

 

狩りや食事の様子も

中央アジアならではのもので、

臨場感あふれる様子がすばらしい絵となって

描かれていますよ~。

 

いつか娘が大きくなった時に、

是非とも呼んでもらいたい漫画ですびっくりマーク

 

ん、息子にもいいと思うなキラキラ

でも多分息子は興味を持たないけど。。。

 

 

 

キラキラキラキラキラキラ

 

他に、

森薫さんといえば、

ヴィクトリア朝の英国ロンドンを舞台に、

伝統と革新のブリティッシュロマンスを描いた

「エマ」が有名らしいのですが、

そちらも面白そう。

そのうち読んでみたいです。