こんにちは。
fujikoです花
 
 
最近、
夢中で一気読みした漫画があります照れ

それは
18世紀フランス
まさに「ベルばら」と同じ時代を描いた
「傾向の仕立て屋ローズ・ベルタン」

です。

 

 

こちら、
ただいま月刊コミックバンチで連載中
らしいのですが、
現在単行本は6巻まで発売されているので、
それをこの度一気読みしたわけです。
 
主人公は
あの悲劇のフランス王妃
マリー・アントワネットの寵愛を受け、
やがて革命の波にのまれていった
現代のファッションデザイナーの祖である
実在の人物
ローズ・ベルタン

 

物語はベルタンが生まれ育った町アブヴィルにて

髪結いの仕事をしているところからスタート。

ただ彼女は髪結いだけではなく

服の仕立ても完璧なまでの腕前でした。


紆余曲折ありましたが、

田舎町で虚しいままに終わりたくないと

考えたベルタンは

やがてパリ行きを決意するんですダッシュ

 

そこから、様々な出会いがあり

お針子としての腕前を認められ、

やがては王妃マリーアントワネット付きの

モード商として

のし上がって行くんですねぇ。

 

腕前もさすがですが、

その野心も凄いですびっくりマーク

女性がモード商になるには結婚か、

名前を売り貸ししてくれる男性が必要、という

男性の庇護がなければ叶わない時代ですから、

相当の人脈と計画性、

腕前はもちろんのこと、

運も必要だったわけですよねキラキラ


まさに彼女はすべてを持っていた、

というわけです。

 

さてさて、

お話には様々な実在人物が登場しますニコニコ


イメージが変わったのは、

ルイ15世の公妾であるデュ・バリー夫人スター

 

 

 

悪役のイメージしか今までなかったのですが、

この漫画の中での夫人はかなり魅力的スター

美しくチャーミングで賢く、

おまけにナイスバディ煽り

 

ベルタンは

マリー・アントワネットに付く前に、

あることから親密にお付き合いをすることになった

このデュ・バリー夫人のドレスの仕立てを

任されるのですが、

デュ・バリーは

どれもこれも完璧に着こなしてくれ、

そりゃあ見ごたえありますスター

でもまぁ、それもこれも

ベルタンの腕前ってこともあるのですけどね、

でもナイスタッグです、この2人ウインク

 

また、公妾としての彼女ですが、

ルイ15世とは利害だけではなく

深い愛情でつながっている様子も

描かれていますし、召使にも優しかったと。

 

もとは卑しい身分だったデュ・バリー。

国王の前ではそれを包み隠さず

また国王もそれを受け入れていた・・

ということです。

 

でもまあ、国民から徴収した税金で

妾に散財しまくっていたわけでしょうから、

その辺はいけませんが汗うさぎ

 

実はこのデュ・バリー夫人、

パリに初めてベルタンがやって来た時に

2人は出会っているんですが、

もとはマリー・ジャンヌ・ベキュー

という名前で、

売れっ子のお針子をしていたんですよね~。

それがデュ・バリー子爵に見初められ、

やがては国王ルイ15世の公妾となるまでに

のし上がったのだと。

 

作者の磯見仁月さんも

彼女については逸話もたくさんありそうだし、

番外編を描きたいと単行本の中で

おっしゃっていましたよニコニコ

 

 

 

また、マリー・アントワネット様のあれこれも

ベルばら並みに出てきますよ。

 

 

有名な事件がありましたよね、

例えばオーストリアからフランスへ嫁いで

間もない時期に、

デュバリー夫人と敵対している国王の妹達に

そそのかされ、

デュ・バリー夫人をことごとく

無視し続けた、

「挨拶戦争」

 

 

史実とはちょっと違うと思うのですが、

この挨拶戦争の終焉にも

ベルタンがかかわっていて、

物語を面白くしてますよ~爆笑

 

そして、アントワネット様といえば

あの、

ハンス・アクセル・フォン・フェルセンとの出会いキョロキョロ


それもまた今後描かれていくのかな・・・びっくりマークはてなマーク


 

ただ、主役はあくまでもベルタンなので、

アントワネット様は

チャーミングではありますが

さほど見ため的に美しく描かれていないところが

ベルばらとは違って面白く、

脇役???ってな見た目のレベルです。

しかしベルタンとデュ・バリー夫人は

相当美しいですスター

いや、ってゆうか

私の押しは絶対デュ・バリーだなちゅー

 

今のところ最終巻は6巻ですが、

ベルタンがいよいよベルサイユ宮に招かれ、

マリーアントワネット付きになるところ?

までのお話で終わっています。

 

また単行本の節目節目に

フランス史の豆知識や雑学のようなものが

載せられており、

それを読むのも楽しいですよ~。


フランス観光もお話の中でありましたよ〜ニコニコ