写真は瀬田川で見つけた
ハートに光るトパーズ
【我が子の霊 水子の話 引越し時の後悔】
我が子の水子霊は写真に写り込み、大きくなった姿を教えてくれました。写真にはいつも亮輔だけが写っていました。実際の家には女の子の霊もいましたが、女の子は写っていませんでした。姉が私と同じ時期に流産したので、私は女の子は姉の子だと思っていました。
でも、霊能者の先生は、隣の家から遊びに来てる水子で、水子供養してくれるこの家が羨ましくて居心地良くて来ていると言いました。私達が引っ越す時、霊能者さんは女の子は連れて行かないように、ここに残すために、ぬいぐるみに魂を入れて置いて行くようにと言いました。え？そこまでする？その子がしたいようにさせてあげるのは良くないんですか？と伺うと、よその水子を連れて行ってはいけない、その子は自分の家の家族といるべきだけど、でもその女の子はついて行く気満々だから、ぬいぐるみの中に入れるので、言う通りにしなさいと言いました。連れて行ってあげたいと思う気持ちで揺れましたが、その子を連れて行くと、新しい家で、いつかあなた達に危害を加える事になるだろうというのです…その水子の為でもあるのだと。その時に、自分の勘よりも、霊能者の先生の言う通り、鵜呑みにして聞いてしまった事を、私は深く後悔する事になります…
私は…本当は自分の心の声に従うべきだったのです。その霊の女の子に確認すべきだったのです。いえ、そもそも一緒に来たいなら、良いよーと言って連れて行ってあげれば良かったのです。亮輔の仲良しさんなのですから…いつも仲良く遊んでいたのですから…でも、若く未熟で霊の事もよく分からなかった私は、他家の水子を連れて行かないように、という先生の指示を受け入れてしまうのでした。
でもせめてこの子がぬいぐるみの中で楽しく過ごせるように、大好きだったディズニーキャラクターのぬいぐるみを用意し先生に渡しました…
この子が、双子の我が子、梨花だったと気付くのは、数年後になります。
部分胞状奇胎という病気そのものが、精子2体の着床、つまり双子だけに現れる病気だったのですが、当時はまだそこまで一般に知られている情報ではなく、なんの疑問も持たずに家の水子は1人だけと信じてしまったのです…そして、家の子だけ連れて行くと言う意見に従った…ぬいぐるみを置いて行く時、なんとも言えない置いて行きたいないという気持ちになったにも関わらず、自分の直感より他所の子を連れて行っちゃいかんと言う、こうするべきだというべき論、が優先してしまった…その女の子が長女にだけ良く見えて、長女が不安がっていた…というのも理由のひとつでした。少女はまだまだ幼く、一般的にトイレに1人で行くのも怖がるような年齢でしたから当たり前なんですけどね。
いろいろ言い訳がましいですねw…私の器量が浅かっただけです。この事は、ずっと後々まで後悔が残りました。今でも思い出すと辛くなります。梨花に悲しい思いをさせました…ごめんね…でもずーっとずっと、愛していたんだよ…それが、あの時はあなたの幸せに繋がると信じていたのです。
そろそろ、この悔やむ思いも、自身で浄化し昇華して行こうと思っています。
(つづく)
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