妊娠となかなか切り離せないもの。
それはつわりである。
やや汚ない表現があるので苦手な人は注意してください。
私は朝夕がひどかった。
妊娠発覚から一ヶ月後にそれは始まり、すでに四ヶ月であったので、なんだよ楽勝じゃないかと舐めきっておりました。
その頃は、職場近くに単身アパートを借りてもらっていて、そこからの自転車通勤でしたが、
朝、ご飯の匂いがうけつけない。
急に。
自転車は問題なし。
職場についてからの申し送り中に吐き気、退出。
ちょっとよくあるドラマみたいだなと思いました。
日中はわりと平気でしたが、
それまで過剰にあった食欲だけが失せる。
食べても食べなくてもいつも微妙に気持ち悪い。
そして強烈な喉の乾き。
激甘党の私がジュースが飲みたくない。飲めんことはないが飲みたくない。余計にのどが渇く。
炭酸水か麦茶か水を常に飲んでおりました。
妊娠前は炭酸水なぞ飲みもんじゃねぇぐらいに思ってたのですが、今でも愛飲しています。
スカッと爽やか!
夕方、自転車から降り、帰宅して一息つくとなぜかこみあげる吐き気。
たいして食べていないので、大量に飲んだ水、なんか黄色い液体、血混じりの何か、最早なにもでないのにえづくのが止まらないので水飲んで吐くという日々を2ヶ月過ごしました。
デブは産道が狭くなるというから中の人が強制的に産道こじあけようとしてんのかなと思いました。
しかし、以外と痩せない。
せいぜいマイナス六キロくらいでしたかね。
ただ、栄養がとれている実感が皆無だったので、さすがに中の人が心配になって、検診のたびにどきどきしたものです。
妊婦あるある、フライドポテトを猛烈に食べたくて真夜中に出ていったことはあったものの、お米以外はなんとか食べられました。
すぐ出ていくけどね!
エイヨウ……エイヨウ……コドモニ、エイヨウ…と思いながら、スープとかよくつくって飲んでました。
つわりもさすがに後半になってくると、朝の申し送り中はマスクをし、平静を装い出たものを飲み込む、という技を会得しておりました。
上司には妊娠発覚後早々に伝え、
周囲には6カ月以降に必要があれば伝えていきました。
友人にもいきなりエコー写真を見せるというテロ紛いの行為もしました。
「なに!?心霊写真!?」とか言っていましたね。
妊婦ハイです。