こんにちは!

「潜在意識書き換えカウンセラー」藤はるかですニコニコ

大好きな桜が終わり、藤、つつじが終わり、

そろそろ紫陽花かな?なんて花好きな私は

雨に濡れる紫陽花を心待ちにしていますあじさい

 



ところで、あなたはトラウマと思うものを持っていますか?

 

トラウマとは、

「個人で対処出来ないほどの圧倒されるような体験によって

もたらされる心の傷」とあります。

 

そう言われると、

私の感じていることは「トラウマ」には含まれないのかもしれませんが

私は、ずっとトラウマだと思っていました。


それは、たくさんの人の前に出ると

とても緊張してしまうという事。

 

小学校の頃、全く手を上げない子どもでした。

もちろん、答えがわからないわけではありません。

 

何かきっかけがあったのかは、覚えていないのですが…。

 

6年生のある日、見るに見かねた担任の先生が、

手を挙げていないのにも関わらず、私を指し、

「今日は、はるかが答えるまでは授業は進めない!」

と言い出したのです。

 

立ちすくみながら、顔が炎のように赤くなっているのが

自分でもわかりました。

 

そして、やっと絞り出した言葉が、

「さっき言った人と同じです」

という言葉でした。

 

しかし、先生からは「はるかの言葉で言いなさい!」

と言われ、益々頭の中は真っ白になり

立ちすくむ教室に、終了のチャイム音が響いたのです。

 

これで助かったと思ったのも束の間、

先生は、予定にない7時限目に、授業をずらしていったのです。

 

「絶対に今日は答えさせる!」という先生の意気込みを感じました。

 

いつの間にか、私の目からは涙がこぼれていました。

 

その後、みんなが休み時間を過ごす間、先生と話をして、

気持ちが言えたことを記憶しています。

 

無事に7時限目をすることがなく、終わりました。

 

このことがあってから、少しづつ手をあげられるようになり、

極めつけは、中学1年の社会科の授業、その先生は

誰でもわかることを質問するのです。

 

それでも手を上げ渋っていた私に、

「本当にわからないの?」というのです。

 

手を上げていないのは私だけ…

この授業があったので、以降は手を上げる事に抵抗が

なくなりました。

 

二人の先生には本当に感謝しています。


でも、まだあがり症が治った訳でも

緊張する事がなくなったわけでもありません。

 

それでも、「練習」が積めるようになったことは確かです。

 

その後の私の人生を考えたときに、

人前で話すことがなんと多かったことか。

 

その度に何らかの失敗を繰り返し、

今度こそは、と準備をして臨んできました。

 

ここからが今回の話なのですが、

それは、忘れかけていた緊張の場面でした。

 

近くの地域で行われた、モルックの大会で起きたことです。

 

小さな大会で、いつも通りやれば楽しく決勝戦にも

残れそうでした。

 

しかし、私は極度な緊張から、

今まで犯したこともないミスを連発、

信じられないことに、手が棒に引っかかってモルック棒を

空に投げ上げてしまう始末…

 

仲間に申し訳ない気持ちと、楽しめなかった悔しさと

まだ克服できていなかったという思いとで、

本当に落ち込みました。


今思えば、最初から逃げ腰だった私。

ネガティブな発言を注意されていたのを思い出します。

 

今回のような私でも、

仲間はとても暖かく受け入れ、励ましてくれて

涙が出るほど嬉しかったです。

 

私のトラウマの克服にはまだ時間がかかりそうですが、

信頼できる仲間とまた挑戦して、

今度こそ心から楽しめた、と思える日にしたいと思います。

 

同じようなトラウマを抱えている方がいたら

逃げずに頑張りましょうね。

 

まだまだ克服までの道は、遠いかもしれませんが

一歩ずつ進んで行きます。

あなたの内なる力を信じ、

新たな可能性を探究する旅に出ましょう。

 

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