こんにちは!

「潜在意識書き換えカウンセラー」藤はるかですニコニコ

昨日、今にも降り出しそうな空の下を歩いていると

紫陽花の花が、いまにも開きそうになっているのを

見つけましたあじさい

雨に濡れる紫陽花がみられるのもすぐですね!



今回は息子が幼稚園の頃、

先生たちから聞いた話をしたいと思います。

人には主張できる方とできない方がいます。

そして、主張していいことと、そうでないこともあります。

 

私の当時住んでいた家は幼稚園に近かったので、

徒歩で連れて行っていました。

 

その幼稚園は、幼稚園バスが可愛くて、人気でした。

入園の頃、バスで通園させる人は、「どこで乗せますか」

と園側と打ち合わせをすることになります。

 

「なるべく近くで乗せたい」という親の気持ちは分かります。

 

しかし、決まっているコースを変更して、

家の前を通るように主張する親御さんがいました。

 

そこは、幼稚園側の判断で、

通ることも時としてあるのかもしれませんが、

それでは、言ったもの勝ちで、何故か釈然としません。

 

当時の私としては、それを主張する人がいることに、驚きました。

 

主張する側の意見としては、「お金を払っているのだから

そのぐらい当然」ということのようです。

 

果たして、そうでしょうか?

 

そして、みんながそう言ったらどうなるのでしょうか?

 

私は、幼稚園でこどもを預かってくれているだけでも、

とてもありがたい、と思っていました。

主張するということで、もう一つ思い出したことがあります。

 

10年ほど経過し、私が幼稚園で働くようになった時の

ことですが、子どもの言うことをよく受け入れてしまう先生がいました。

 

子ども達はよく見ています。

「主張すれば何でも通る」と思った瞬間、一斉に言ってくるのです。

 

先生が、「今日はこの本を読む」と決めている本は、

園児たちが見えるところに、朝から置いてあります。

 

しかし、いざ読む段階になったときに、違う本を持って来て

読んでほしい、と主張する園児が現れます。

普通は「却下」ですが、その先生はその主張に屈して、

読む予定だった本を読めずに、ついには主張の強い子の

思いどおりになってしまいました。

次に何が起きるかというと、皆が同様の主張を始めるのです。

 

その中で、朝から今日の本を楽しみにしていた園児の

落胆している姿が、私の目に飛び込んできました。

 

普段から大人しい、いつも周りに譲ってしまうような子です。

主張する子ども達にばかり手を取られ、先生にはその子が

見えていないようでした。


私は、幼い頃、主張出来ないこちら側の子どもだったので、

その子の気持ちがよく分かります。

 

今は世の中的にも、「言ったもの勝ち」な機運があるのが

とても気になります。

 

欧米の方のように、自分の意見を持ち、主張することは

大切だとは思います。

 

しかし、その主張ばかりで周りに影響を及ぼすことや、

言われた人の気持ちなど配慮しながら行うべき、

と思う私は時代遅れなのか?

考えてしまいます。

 

そういえば、ある県で「公園で遊ぶ子どもの声がうるさい」と、

訴えて、公園が閉鎖されたというニュースが出ていましたね。

 

少子化で子どもが少なくなっているのに、

今だに小学校や、幼稚園に対して「うるさい」と苦情の電話が

入るそうです。

なんかさみしい話ですねショボーン

 

みんなが周りに感謝をもって過ごせたら、

それは素晴らしいことだと思います。

 

皆さんも「ありがとう!」を1回でも多く言って、過ごしてみたら

いかがでしょうか…。

 

長々と読んでいただき、ありがとうございました。

※「ありがとう」と言ってみました(笑)

 

今日も優しい気持ちで過ごせますように飛び出すハート

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