最近久しぶりに観返した、韓国映画。

『彼とわたしの漂流日記』。

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2009年の作品で、以前にも観ていたのですが、かなり好きだったので、もう一度笑おう、と観てみました。

人生に思い悩んだ主人公が、自殺しようとソウルの街を横断している漢江(ハンガン)に身を投げたところ、そこにポツリとある、パム島という無人島に流れ着いてしまい、そこで一人生活するうちに、生に対する執着や希望を見出す、というストーリーです。

ソウルで過ごしていると、漢江という存在はかなり身近で、かつパム島という島も移動しているときによく目にするので、パム島を観るたびに、この映画のことを思い出します。

ジャンルとしてはコメディーになるとは思うのですが、作り話というよりは、実際にもあり得そうな、妙な説得力のある作品で、大好きです。

以前、韓国ドラマ、『ドラマの帝王』でしばしご一緒させていただいた女優のチョン・リョウォンさんも出演されています。

水、電気、食べ物など、普通に暮らしていると、当たり前過ぎて感謝することを忘れてしまう物事が、本当はたくさんの方々が関わった結果、今自分の目の前にあるということ。

そして、単純に、生きていることって尊いことなんだな、と、笑いながら気付かされるような映画でした。