5月後半に、私が大学で教えていた1人の学生が亡くなりました。
病死でした。
まだ18歳の未来ある女の子です。ご両親のことを思うといたたまれません。
亡くなる前の週には授業にも参加していました。
とても一生懸命な目がキラキラした子で、授業で課しているワークシートにはびっしりと授業内容をまとめていて、
希望ある意欲満々の言葉が書かれていました。
彼女もまさか自分がこの世からいなくなるなんて思ってもいなかったでしょう。
逝去の報告をもらってから非常に落ち込み
しばらく奈落の底にいました。
同じクラスメートたちももちろん相当ショックを受けていました。
先週、授業の終わりに事実と私の考えを話しました。
と言っても、こういう時、どんな言葉をかければいいのか、迷いながらで全然うまく話せなかったのですが・・・、
そのあと学生たちが私に話しかけてくれました。
「私達が天寿を全うしてあの世に行ったらさ、胸を張って彼女に会えるようにがんばろうよ!」
「そうだな、それしかないよな」
「あんたは地獄行きだから彼女には会えないよ、あ、私も地獄行きか、地獄に行ってまであんたに会いたくないわ」
「そりゃこっちのセリフ!お互い様!」
などと涙ながらの笑いも起き、私には、
「私は彼女のことをちゃんと知れてよかったです。」
「いつも元気な先生が元気ないのおかしいよ!」
と言ってくれて、私が逆に励ましてもらっちゃいました。
なんて素敵な学生たち
学生たちの言葉が本当に涙が出るほど温かく救われました。
息子もさり気なく
「人との出会いは重力なんだよ。すべての出会いには意味があるものなんだよ。
ジョジョ(の大冒険)の受け売りだけどねwww」
と言ってくれました。イケメンに見えました。
言葉は
人を救うツールにもなるのです。
私もいい言葉をかけていきたいと心から思いました。
私は今まで悪気のない言葉で人を傷つけ、性格の悪い人認定をされていましたw
今も性格悪さには一定の自信がありますけどw
言葉って難しいですよね。
先日娘のために買ったこの本、私にも勉強になりました。
本当に12歳までに知っておきたかったわ〜!!
小学生の頃知ってたらもっと性格よかったわ〜。(ほんと?)
みんながこの本を読んで実行できたら世の中平和なのに。
天寿を全うしたら、私も彼女に胸を張って会えるように
毎日を大切に生きようと思います。