前回のおさらい！
あれええええええ？？？？
いやバリバリ営業時間内やないか！！
閑散とした広場、そして無数に設置されたベンチと机。
鰹のプリン体含有量に打ち震える藤井２１！！
しかし美味いもの食うのにそんな事は気にしてたまるか！と自家用ジェット・・・・ではなく深夜バスに揺られ鰹の本場高知県に辿り着いた。
時刻はまだ飲食店など開いてない早朝。腹ごしらえも出来ない！
だがしかしある計画を薄暗い深夜バスの車内で立てていた藤井２１は颯爽と南国の高知の街に繰り出すのであった。
↓↓前回のおはなし↓↓
さてさて時刻は朝８時４０分過ぎ、こんな朝早い時間に何処でご飯を食べるのかって？その辺りはしっかりリサーチ済みなんです。
来たのはこちら！！
『 ひろめ市場 』
高知駅から徒歩１０分位の所にある高知の美味いものを集めた飲食店街。駅から程近い商店街のアーケードを抜けた先にあるのがこのひろめ市場。
ひろめ市場は中がフードコートの様になっていて色んな飲食店が入っていて思い思い好きな食べ物を買って食べられるのである！
しかもお酒も一緒に売っているので一杯やりながら美味しいものが食べられるのである！！
しかもしかも！このひろめ市場の営業時間は朝８時から夜の１１時まで！！
最高だよ高知。万歳ひろめ市場。
さすが「いごっそう」の県民性。
※いごっそう ー 高知県の気骨な正確や酒豪な男の意味の土佐弁
深夜バスを使って朝早く高知に着いてやる事がない人の為にこの時間から営業してるんじゃないかって錯覚してしまう様な
喉も渇いたしお腹も減ってきた。
ひろめ市場を堪能してやるぜ！
・・・・おや？
あれええええええ？？？？
どうなってるだ！？
８時から営業してるんじゃないのか！！
まさか！？時間を見間違えたって言うのか！！
いやバリバリ営業時間内やないか！！
待て待て、落ち着こう。変な関西弁まででてしまった。焦るのは良くない。もう冷たいビールも美味しいつまみも手が届く所にあるじゃないか。いやそのはずなんだ！！
もう一回中に入ってよく見てみよう。
閑散とした広場、そして無数に設置されたベンチと机。
とりあえず暑いし疲れたから座ろう。
・・・・あれええええ？おかしいぞ！！
ホームページで事前にリサーチしたひろめ市場の楽しみ方には、
「 まずは広場で席を確保！相席になる事もあるので楽しい出会いが生まれる事も！ 」
いや誰とも相席できねえええええええええ！！
確保し放題じゃねぇか！どうなってるだ！閑散としすぎだろ！
とりあえず重い荷物は席に置いて、ぐるっと一周市場の中を散策してみるか。
ん？
開いている店もちらほらあるぞ！！
お土産屋さん的なお店の他に食べ物を売ってるお店も開いている。
勝った！勝ったぞ！我の勝利は約束された！！
よし！食うぞー飲むぞー。
ショーケースに並ぶおつまみ達。うんうん、これだよ！これが欲しかったんだよ！！
どれどれラインナップはどんな感じなのかな？
「さらし鯨」に「さえずり」それから「うつぼのタタキ」『 高知県産の冷やしトマト 』、魚介から野菜系のおつまみまで充実しているな。しかもどれも高知で採れる名物ばかり。それに加えて関東ではあまり見ない珍しいおつまみばかり。
ううううううん、悩む。どれにしよう。
・・・・いや待て待て！それよりもまず喉が乾いていたんじゃなかったか？
危ない危ない、豊富なおつまみを前にした高揚感で忘れていた。
適当におつまみを選んで、ビールも買って、確保していた席に戻って・・・・よし、準備万端！！
初手のおつまみチョイスはこんな感じで。
・イタドリの炒め煮
・うつぼのタタキ
・ビールにサービスで付いてきたイカフライ
ｂｙ珍味堂（ひろめ市場）
先ずはキンキンに冷えたビールから・・・・
美味い！！
全国何処にいようと、乾いた喉にキンキンに冷えたビールは美味い。
さてさておつまみもいってみよう。
初めに『 イタドリ 』から・・・・うん！美味しい！
柔らかいんだけどシャキシャキした不思議な食感。そしてこの甘じょっぱい味付けがビールに合う！なるほどイタドリってこんな感じなんだ。
見た目は根曲がり竹に似ているけど少し食感が違うな。うん、これ好きかも。
そして『 うつぼのタタキ 』。うつぼって初めて食べるな。味はどんな感じなんだろうか。
ぱくっ・・・・！？
なんだこの独特の食感は！！
皮は厚くもっちりとしているんだけどタタキにしてあるので香ばしい。身の方はあっさり、さっぱり。でもパサパサしないでしっとりとしている。
臭みも全くない。食感は鶏肉に近いかもしれない。うん、これは良い。うつぼ美味しいじゃないか。
実はこのうつぼのタタキですが、ショーケースに並んでいるのをレジの所に持っていくと、その場でおばちゃんがポン酢をかけてくれるという仕様になっている。なんとその時にかけてくれるポン酢が「馬路村のポン酢しょうゆ」なのだ。 僕はこのポン酢が大好きです。
いいなぁこうゆう細かい所にまで高知のものにこだわってる感じ。
サービスで付いてくるイカフライ、これにも馬路村のポン酢しょうゆをかけて頂きます。
うん！イカが肉厚で美味しい！
サービスだからといって適当なものを出さない所がいいぞ。
鰹に代表されるようにやはり高知は海の幸が美味しい。
これはとりあえずメインの鰹にいく前にもう一品くらい海の幸が欲しいところだな。
追加だ、追加。
・真鯛の刺身
ｂｙ珍味堂（ひろめ市場）
んんんんん！鯛も美味しい！
シコシコした食感は新鮮な証！噛んでるとじんわりと甘みも出てきて最高！
しかもこの真鯛の刺身お値段が３８０円と激安！というよりこの珍味堂というお店どのおつまみもお手頃なお値段。
うつぼのタタキも３８０円！イタドリはなんと２５０円！！どれもこれもワンコイン以下のお値段と超良心的。
ちょっとずつ色んなものを食べたい僕としてはこれは非常に嬉しい！
それにしてもこんな時間に酒呑んで、美味いもの食べて本当に申し訳ないな・・・・なんて全く思ってないです！！
美味しいおつまみとお酒に上機嫌でそんな事考える隙間もないです笑
さて軽いつまみが済んだ所でいよいよ本命の『 鰹のタタキ 』にいくんですが、実は事前リサーチして得た情報によると、このひろめ市場の中でも鰹を食べるなら「 やいろ亭 」の『 鰹の塩タタキ 』が一番だと。何でも地元の人間が食べる時は必ず「やいろ亭」だとか。
そうか地元の人間は「やいろ亭」なのか・・・・だったら鰹を食べるのは「やいろ亭」一択だな！！
何を隠そうこの藤井２１、限定という言葉よりも！タイムサービスという魅惑の時間よりも！地元の人間が、というフレーズが一番好きなのです！！その土地に住んでいる人間が認める味ならばそれは間違いないだろうと！！
塩タタキってのもそそるフレーズだし。
高知一発目の鰹はやいろ亭に決定だ！！
いざ行かん、やいろ亭！！
・・・・え、嘘、開いてない。
次回！
鰹の本場高知県民イチオシのやいろ亭で鰹を堪能？
続く！！