こんにちわ。藤大建築の加藤です。
またまた雨が続きますね。
外仕事の工事予定が狂いまくってます(T_T)
でも、慌てても怒っても仕方ないですもんね。
天気と上手く付き合うしかありません。
さて、今日のテーマは基礎工事。
それも、あくまで工程のみの紹介とさせて頂こうかと思います。
①丁張り

写真が遠くて分かりにくいかもしれませんが、これが決まれば基礎は出来たと言っていいかも知れませんね(^^)
この段階で設計GLからの基礎の高さ、家の配置が決まってしまいます。
この段階での打合せはかなり重要です。
②根切り


基礎を作るために、外周部の土を掘ることです。
この時にただ掘るだけではありません。
必ず高さを確認しながら掘ることが大切ですし、この時に丁張りが狂わないように気を使うことも大切です。
③割栗地業

採石をひく作業です。大体10~15㎝位敷き詰めます。そして、しっかりと転圧をかけます。
④防水シート&捨てコン


防水シートは地面からの湿気を押さえるために張ります。
捨てコンは外周部に施工します。
この後に行う配筋後にコンクリートを流し込むのですが、その時にコンクリートが流れ出さないように、外周部に型枠を設置するためです。
⑤型枠(外周部)

先ほど説明したとおりです。
⑥配筋



見ての通り、配筋でございます。
この段階で一度検査が入ります。配筋検査と言われているものです。
大手さんなら自社でやられている所もあるでしょうが、私たちのような中小企業では多くが外部に委託します。
瑕疵保険と言われているものです。
建設業の許可を持っている会社は義務です。
持っていない会社は任意となります。
当然、私の会社も義務ですね。
⑦生コン
すみませんm(__)m写真が何故かアップ出来ません(T_T)
この時に大体15~20㎝位のコンクリートを流し込むのですが、ただ流し込んで終わりにしてもらうと、あとで大工さんがものすごく苦労しますし、住まわれる方にとっても良いことはありません。
それは、流し込んだコンクリートをしっかりと押さえること。できるなら2回!
なぜなら、押さえなかった場合、一生そのコンクリートは粉を吹き続けます(°Д°)
そうなってしまうと、掃いても掃いても取れません。
大工さんが床工事で大引きというものを設置するときに束というものを使いますが、鋼製束が多いと思いますが、固定するために使うボンドが絶対に効きません!
なので、雨の日の作業は論外です。
⑧内部型枠

家の土台が敷かれる所に型を組みます。
この時にアンカーボルトやホールダウンの金物も仕様書にしたがって設置します。
⑨立ち上がり生コン打ち

こんな感じですね。
この時にはバイブレーターという道具を使って生コンをしっかりと締めます。
そして、その後、基礎天端の遊離水がなくなり次第、レベラーを流し込んで、基礎の天端を平らに仕上げます。
この時によく言われるのはプラスマイナス3㎜と言われますが、これって最大で6㎜になってしまうんですよね(^^;
ですので、これは基礎屋さんの技量に任せるしかありませんが、土台を引く前には一度確認するといいと思います。
その後の家を建てる時に大きな支障をきたすことはあまりありません。
⑩養生&バラシそして完了へ


ばらつきはあるかと思いますが、ばらす前に3~7日くらい養生します。
完了後、建前を行うまでに10~14日くらい養生するといいと思います。
分譲住宅なんか見てるとばらしてすぐに建前なんてよく見かけますが、「そんなに慌てなくてもいいのになぁ」なんて思うのは私だけでしょうか。
すみません。ダラダラと書きました(^^;
1つだけ言いたいとするならば、基礎工事の工程には余裕をあげて欲しいということですかね。
雨だろうがなんだろうが、工程に追われて施工している現場をたまに見かけますが、ほんとにしっかりとした仕事を求めるなら、私はそう思います。
皆さんはどう思いますか?
またまた雨が続きますね。
外仕事の工事予定が狂いまくってます(T_T)
でも、慌てても怒っても仕方ないですもんね。
天気と上手く付き合うしかありません。
さて、今日のテーマは基礎工事。
それも、あくまで工程のみの紹介とさせて頂こうかと思います。
①丁張り

写真が遠くて分かりにくいかもしれませんが、これが決まれば基礎は出来たと言っていいかも知れませんね(^^)
この段階で設計GLからの基礎の高さ、家の配置が決まってしまいます。
この段階での打合せはかなり重要です。
②根切り


基礎を作るために、外周部の土を掘ることです。
この時にただ掘るだけではありません。
必ず高さを確認しながら掘ることが大切ですし、この時に丁張りが狂わないように気を使うことも大切です。
③割栗地業

採石をひく作業です。大体10~15㎝位敷き詰めます。そして、しっかりと転圧をかけます。
④防水シート&捨てコン


防水シートは地面からの湿気を押さえるために張ります。
捨てコンは外周部に施工します。
この後に行う配筋後にコンクリートを流し込むのですが、その時にコンクリートが流れ出さないように、外周部に型枠を設置するためです。
⑤型枠(外周部)

先ほど説明したとおりです。
⑥配筋



見ての通り、配筋でございます。
この段階で一度検査が入ります。配筋検査と言われているものです。
大手さんなら自社でやられている所もあるでしょうが、私たちのような中小企業では多くが外部に委託します。
瑕疵保険と言われているものです。
建設業の許可を持っている会社は義務です。
持っていない会社は任意となります。
当然、私の会社も義務ですね。
⑦生コン
すみませんm(__)m写真が何故かアップ出来ません(T_T)
この時に大体15~20㎝位のコンクリートを流し込むのですが、ただ流し込んで終わりにしてもらうと、あとで大工さんがものすごく苦労しますし、住まわれる方にとっても良いことはありません。
それは、流し込んだコンクリートをしっかりと押さえること。できるなら2回!
なぜなら、押さえなかった場合、一生そのコンクリートは粉を吹き続けます(°Д°)
そうなってしまうと、掃いても掃いても取れません。
大工さんが床工事で大引きというものを設置するときに束というものを使いますが、鋼製束が多いと思いますが、固定するために使うボンドが絶対に効きません!
なので、雨の日の作業は論外です。
⑧内部型枠

家の土台が敷かれる所に型を組みます。
この時にアンカーボルトやホールダウンの金物も仕様書にしたがって設置します。
⑨立ち上がり生コン打ち

こんな感じですね。
この時にはバイブレーターという道具を使って生コンをしっかりと締めます。
そして、その後、基礎天端の遊離水がなくなり次第、レベラーを流し込んで、基礎の天端を平らに仕上げます。
この時によく言われるのはプラスマイナス3㎜と言われますが、これって最大で6㎜になってしまうんですよね(^^;
ですので、これは基礎屋さんの技量に任せるしかありませんが、土台を引く前には一度確認するといいと思います。
その後の家を建てる時に大きな支障をきたすことはあまりありません。
⑩養生&バラシそして完了へ


ばらつきはあるかと思いますが、ばらす前に3~7日くらい養生します。
完了後、建前を行うまでに10~14日くらい養生するといいと思います。
分譲住宅なんか見てるとばらしてすぐに建前なんてよく見かけますが、「そんなに慌てなくてもいいのになぁ」なんて思うのは私だけでしょうか。
すみません。ダラダラと書きました(^^;
1つだけ言いたいとするならば、基礎工事の工程には余裕をあげて欲しいということですかね。
雨だろうがなんだろうが、工程に追われて施工している現場をたまに見かけますが、ほんとにしっかりとした仕事を求めるなら、私はそう思います。
皆さんはどう思いますか?