第71回カンヌ国際映画祭で、
是枝裕和監督の映画「万引き家族」が
最高賞「パルムドール」を受賞しました。
受賞理由について、
ケイト・ブランシェット審査委員長は、
「演技、監督、撮影など総合的に
素晴らしかった」と コメント。
是枝監督は、「さすがに足が
震えています。今回頂いた
勇気と希望を、スタッフとキャスト、
若い映画の作り手と
分かちあいたい。」とコメント。
「万引き家族」には、リリー・フランキーさん、
安藤サクラさん、樹木希林さんらが出演。
おばあちゃんの年金を頼りに
子どもに万引きさせながら暮らす
貧しい一家の日常や秘密を描き、
家族のつながりや社会のありようを
問い掛けます。
皆さん、個性派の俳優・女優さんですね。
日本では 6月8日に公開。
是枝監督は、テレビドキュメンタリー出身で、
「テレビのDNAが僕の中には
すごくある」。
見る人の意識を呼び起こし、
考えさせる問題提起型の
ドキュメンタリーの手法を
今回も用いています。