日本の明治政府は、当初、中国と対立し、
日清戦争となり、勝利します。
そこで 獲得した遼東半島を清に返還するよう
ロシアが 三国干渉を仕掛けます。
日本は、今度は ロシアと対立し、
日露戦争となります。
日本海海戦のT字作戦が成功し、
ポーツマス条約の締結に至ります。
しかし、陸軍で多くの死者を出し、
実は 薄氷を踏む勝利だったのです。
当初は 政府も軍部も このことを
よく理解していましたが、
やがて この勝利を過信し、
日本は どんな国でも勝てると思い込み、
太平洋戦争に突入し、
アメリカと戦うことになります。
薄氷を踏む勝利を過信した過ちを
我が国は 二度と起こしてはなりません。