西郷隆盛は、

藩主である、名君 島津斉彬が亡くなった後、

沖永良部島に島流しにされました。

餓死寸前で毎日見上げたのが、天です。

天を相手にすれば、

すべてのことを大局的に見ることができると悟りました。

ある意味、人間のすることなんて、ちっぽけなものです。

地上の人を愛し、そのために活動するには、

大きな天の下にいることを自覚し、

天を敬わなければいけない、

と悟ったのです。

敬天愛人の思想は、こうして生まれました。