皆様、おはようございます。

 

今年の島根ウッドスタイルコンテスト

 

【島根県産材を使用して建築した建物】

 

にて、弊社が関わらせて頂いた建物が

 

「特別賞」を受賞しましたイヒ

 

 

【島根県産材をふんだんに使用した建物】

 

地主さんから、この場所を定借で借り受け、

 

ここで店舗を運営したい方を見つけ、

 

建物を建築。公園に併設された場所ですが、

 

荒れ地だったので、この場所を何とか活かし

 

たいと、地元の方とも協議を重ね、ご理解を

 

得たうえで、造成、店舗を建築しましたニコニコ

 

今はサクラが満開。店舗のオーナーさんに

 

繁盛店を作ってもらい、さらに

 

地元の方々に愛される場所に

 

なれば、苦労した甲斐があります音譜

 

 

 

 

さて、昨日からの続きです。

 

今までの話を要約すると

 

〇土地の相続人は2人

 

〇相続手続きは未了

 

〇相続人一人は連絡が付くが、

 

 もう一人は50年間行方知れず

 

〇以前、失踪宣告を家裁に依頼するも不発

 

〇この土地を購入するには、行方不明者の

 

 同意が必要

 

 で、どうやって土地を購入するか・・・

 

 司法書士と相談した結果、家庭裁判所に

 

 「特別代理人」を選任してもらい、この

 

 「特別代理人」に行方不明者の代わりに

 

 土地の売却について同意をしてもらう、

 

 というのが良いのでは、ということに

 

 なりました。

 

 ただし、家庭裁判所も簡単には認めて

 

 くれません。今までの経緯、

 

 失踪宣告をしたことがあること、など

 

 事情を説明し、「特別代理人」を認めて

 

 くれるかどうか、という流れになります。

 

 通常、特別代理人には司法書士などが

 

 選任されることになります。

 

 特別代理人が認められば、相続人の代わりに

 

 法律行為を行うことができ、土地の売却代金

 

 も相続人の代わりに「管理」してもらう

 

 ことになります。

 

 

 司法書士の話では、半年~1年は

 

 手続きに要するでしょう、とのこと。

 

半年~1年か~。長いな~滝汗

 

そもそも「特別代理人」を家庭裁判所が

 

認めてくれるかしら。。

 

と思って3カ月を過ぎたあたりでしょうか・・・

 

司法書士から、

 

み、み、見つかりました~

「何が見つかったんですか?」

 

行方不明者が見つかり

 

ました!!

 

え?何で?どうやって?

 

「マイナポイントです!」

マイナポイント??どーいうこと?

 

司法書士いわく、マイナンバーカードを新規取得

 

するとマイナポイント20,000円分もらえる、政府の

 

キャンペーンによって、マイナンバーカードを

 

取得するために、現住所を登録するケースが

 

増えている。まさにこのキャンペーンの

 

タイミングで住所不明だった方が

 

判明する事がある、とのこと。

 

行方不明者の方も、住民票は全く動いておらず、

 

現住所は不明でしたが、マイナポイントを獲得

 

するため、現住所を登録したため、

 

このタイミングで住所がわかったのでした目

 

その後、無事にコンタクトが取れ、

 

土地を購入させてもらうことが出来ました照れ

 

めでたしめでたし・・・

 

【ブログでは、3日に分けて

 

記載していますが、実際は

 

土地を購入するまで、1年間

 

要しています】

 

皆様、相続が発生したら速やかに手続きを

 

してくださいね。

 

この4月からは手続きをしないと罰則も

 

設けられています。

 

さて次回は

 

自分の敷地の真ん中に、市が所有する

 

水路がある!

 

自分の敷地だけじゃない、お隣さんにも!

 

敷地が水路で分断されていて、金融機関

 

も融資できない!困った!

 

というお話です滝汗