今日は雨、雨、雨あせる

 

咲きかけの桜の花びらが散って

 

しまわないか心配です・・

 

皆様、こんにちわキョロキョロ

 

 

 

新年度が始まり、転勤の挨拶、新任の

 

挨拶など、なんだか忙しない毎日ですもやもや

 

さて、相続登記がされていない土地の

 

所有者をどのようにして探し当てた

 

のか・・

 

取り合えず、土地の謄本を取得して

 

みると、所有者の名前が、

 

〇〇勘三郎、みたいな名前です。

 

この時点で、

 

あー、相続手続きされていないな~もやもや

 

というのは察しがつきました。

 

所有者の名前が、昭和生まれの方の名前では

 

無いので、こりゃあ大変だぞ・・・と。

 

謄本には住所も記載されていますので

 

〇〇勘三郎さんの住所に行ってみると

 

見事な空き家滝汗

 

誰も住んでおらず、管理もされておらず、

 

庭は草がボーボー笑い泣き

 

ここからは周辺に聞き込み調査です。

 

〇〇勘三郎の家はいつまで使用されて

 

いたか、奥様、お子さんはどちらに

 

お住まいか、連絡先はご存じか、など

 

ご近所さんに聞いて回ります。

 

こういう時は、町内会長さんが一番情報を

 

持っておられることが多いので、

 

町内会長宅もご近所さんに教えて頂き

 

突撃ですパンチ!

 

 

 

結論は、連絡先もわからないし、

 

ここ7~8年会っていない、と。

 

ただ、〇〇勘三郎さんの娘さんは

 

某商店の次男さんと結婚して大阪に

 

いる、という情報をキャッチ。

 

某商店の長男さんは名刺交換程度は

 

したことがあったので、連絡し面談。

 

〇〇勘三郎さんの娘と結婚している

 

弟さんのご住所、連絡先を

 

教えて頂くに至りました。

 

ただ弟さんは60代後半で、

 

疎遠になっているとのこと。

 

携帯に何度連絡しても繋がらないし、

 

返電も無し・・

 

次は手紙に、今回の趣旨、経緯を記載し

 

連絡欲しい旨、記載してコンタクトを試み

 

ました。

 

こういう手紙は、書留、レターパックなどで

 

出すのが効果的。

 

なんとか数週間後に連絡が取れました。

 

「奥様が相続された土地を売って欲しいん

 

です。土地は〇〇勘三郎さんの名義ですが、

 

相続人は奥さまの他におられますか?」

 

「相続人は嫁【〇〇勘三郎さんの娘】と

 

弟の2人です。

 

ただ、弟は高校生の時、家を出て行って

 

行方知れず。どこにいるか、生きているか、

 

死んでいるかも不明です。50年以上連絡

 

していません。私たちも相続手続きをしたい

 

が、弟とコンタクトが取れないため、

 

あきらめています・・」

 

とのこと。

 

失踪宣告の手続きはされたことが

 

ありますか?」と聞くと、

 

※失踪宣告:生死不明のものに対して、

 

法律上死亡したとみなす効果を生じさせる

 

制度。例えば、

 

雪山などで遭難し、生死がわからない場合や、

 

7年間生死が明らかでないときなど、

 

家庭裁判所に申し立てることにより、

 

認められることがある。

 

認められれば、相続手続きなど法律行為が

 

可能となる。

 

「実は20年前、相続手続きを行うために

 

弟の失踪宣告を司法書士へ依頼しました。

 

その時は、弟が関東の方で、消費者金融を

 

借入した記録がある、死んではいない、

 

ということで認められませんでした。

 

ただ今でも連絡先はわかりませんし、

 

生死は不明です」

 

〇〇勘三郎の相続手続きは暗礁に

 

乗り上げたかに思えましたが、

 

娘さんは、相続手続きを行い、

 

土地を売却する意思があるのを

 

確認できました。

 

それなら次の手だ・・・・

 

と本日はここまで・・

 

続きはまた明日です・・