みなさま、こんにちわ。
もの凄い積雪量ですね
水道管の凍結、朝の通勤は大丈夫
でしたか
道路脇の縁石が雪で見えず、乗り上げている
車を朝見ましたが、余裕を持った行動で
事故に遭わないように気を付けてください
最近は資材高騰の影響を受けにくい「中古住宅」の
市場が賑わっています
築浅の住宅だと性能などもある程度担保
されており、購入者にとっては安心感が
あがりますが、築年数が２０年以上の物件
になると耐震性や断熱性、シロアリ被害の有無、
水回りなど、気になるところが出てきますよね。。
【犬は喜び庭かけまわる、という一節は
現代の犬には当てはまらない？
ストーブの近くを離れない柴犬・・】
その話題は別の機会に譲ると
して、購入を検討している物件の
「確認済証」「検査済証」があるか否か、
も不動産業者等に確認して頂ければと
思います。
「確認済証」・・指定検査機関が、法令などに適して
いるか確認のうえ、建築主に交付する書類
「検査済証」・・建築基準法で定められた全ての
検査を終了しており、その建物が法律の基準に
適合していることを証明する書類。
簡単に説明するとこんな感じですが、建物というのは
法律に乗っ取って建築する必要があるため、許可を
得てから建築するのがルールです。そのルールに
乗っ取って建築した建物ですよ、という証明に
なります。
古民家なら別ですが、築４０年、５０年の建物なら
この過程を経て、指定機関の確認や検査を受けて
いるはずです。
中古物件を購入する際に、この「確認済証」「検査済証」
があるかを確認してください。
更に、その中古物件の面積が「検査済証」に記載された
面積と一致しているか確認して下さい
というのも、建物を建築したあとで、許可を得ずに
増改築している建物も少なからず存在します。
【少なからずというか結構な割合であります】
倉庫を併設した、部屋を増築した、など
本来、許可を得てからすべき工事を
許可を得ずに行ったケース、結構目にします。。
【昔は緩かった？意識が薄かった？】
とはいえ、３０年、４０年も前の住宅だと、所有者の
方が書類を紛失していることも勿論あります。
そういう時は、行政（市役所が多い）へ行き、
この建物は「確認済証」「検査済証」を交付した
物件であるか否か確認できます。
また途中で増改築を行っても、許可を得て
工事をしたか、届け出があったか確認できます。
あなたが中古物件を購入し、増改築したい場合、
「確認済証」「検査済証」がなかったり、面積が
異なっていた場合、何が困るかというと・・
●耐震性能を専門家に調べてもらい、
耐震性能を法基準に合致させる必要
【診断料、設計料など結構なコストがかかります】
●図面を再度作成する必要
【時間と費用がかかります】
●当時の面積と今の面積が異なって
いた場合、登記を修正する必要
【コストがかかります】
など、購入者の方は、時間とコストを
かける必要が出てきます。
ベランダや倉庫、部屋などが勝手に増築
されていた場合など、例えばそれにより
建ぺい率（敷地に対する建物の面積の割合）
が違反状態になっていたら、元に戻さないと
いけません。。その他、道路斜線制限に違反
していたなど、「確認済証」「検査済証」と異なる
建物、許可を得ていない増改築をしている
中古物件だと注意が必要です。
改修以前に「確認済証」「検査済証」が
有るか、無いなら違反はしていないか、
増改築するには、どういった注意点が出てくるか、
業者に確認ください。
思い描いた間取りや性能アップがその物件で
出来るのか否か、まずは書類が揃っているか、
事前の確認をしっかりしましょう
中古物件を購入し、面積を変えずに内装の
工事だけなら、問題が無いケースが多いですが、
増築を検討している場合は必須です
不安なら、不動産業者だけでなく、意中の建築業者、
設計士などにも相談しましょう。
アドバイスをもらえるはずです
本日は以上です。
明日の朝も事故に十分気を付けてくださいね