皆さま、こんにちは。
近年、外壁や屋根材として使われることが多くなった
ガルバリウム鋼板ですが、家づくりをお考えの方で
興味がある方も多いのではないでしょうか![]()
本日はそのガルバリウム鋼板について、施工事例を
交えながらご紹介していきます。
ガルバリウムとは「亜鉛」「アルミ」「シリコン」で
構成された合金のことです。
そのガルバリウムでメッキを施した鉄(鋼板)のことを
ガルバリウム鋼板といいます。
メッキに使われる「亜鉛」は、溶けることで錆びによる穴あきの拡大を
抑える「防食作用」を持っています。
この亜鉛をメッキした金属建材が「トタン」です。
ガルバリウム鋼板が開発されるまではこのトタンが主流でした。
しかしトタンには、時間と共に亜鉛が溶けてなくなることによって
防食作用が失われるという欠点がありました。
そこで「亜鉛とアルミ」で構成されたガルバリウムが開発されたのです。
アルミには亜鉛が溶けてしまった穴を埋めてくれる「保護作用」があり、
亜鉛の「防食作用」とサイクルして「自己修復作用」を備えることになります。
これによりガルバリウム鋼板は、長期間錆びが拡大しにくいという
革新的な金属建材となったのです。
また、ガルバリウム鋼板は非常に薄い板なので、軽くて加工がしやすく、
耐震性の面でも優れていると言われています。
さらにカラーバリエーションも豊富で、ブラックやナイトブルー、
ダークブラウンなどを使用し、シックでモダンな印象にしてみたり、
シルバーやネイビーブルー、ミストホワイトなどを使用し、
ライトで少しやわらかい印象にしてみたりと、さまざまな
楽しみ方ができます。
また、波のビッチも狭いモノから広いモノまでデザインも
いろいろあります。
張り方も、縦や横だけでなく、内側に折って1枚1枚重ねて張る
方法や、斜めに張るなどもできます。
斐川の美容室の外壁は、1枚1枚張るという方法でしています。
手間はかかりますが、仕上がりがとても美しいうえ、シンプル
なのに印象的なデザインになります![]()
曇り空の時の写真なので少しわかりずらいですが、ガルバの色は
ミストホワイトです。
スタイリッシュさがありながらも、どことなくやわらかな雰囲気です。
シャープでスタイリッシュなイメージのあるガルバリウム鋼板ですが、
こちらの住まいのように木や塗り壁などの異なる素材との相性も
良いです。
異素材で仕上げながら、住まい全体としての統一感を持たせた
デザインです。
ガルバリウム鋼板は外壁だけでなく、屋根材としてもおすすめです。
瓦屋根などは、雨の侵入を防ぐ為など施工の関係上ある程度の
屋根勾配が必要となりますが、ガルバリウム鋼板は緩い屋根勾配
でも使用できるので、外観デザインの幅が広がります。
最近はゆるやかなデザインの屋根が多く、人気ですので、
よりガルバリウム鋼板に注目が集まっています。
耐久性にもデザイン性にも優れていて、コスパも良く、メンテナンス
もしやすいガルバリウム鋼板。
外壁材や屋根材の候補に加えてみてはいかがでしょうか![]()
最後に、本日の植物のご紹介です。
たで科 いぬたで です。
原野や道端に多い一年生の草本で、高さは20~40㎝程ある。
茎は直立あるいは立ち上がり、おおかた多くは枝分かれして
群がる。軟らかく平らで滑らかな円柱形をしており、通常淡紫色
を帯びる。
夏から秋ごろ、枝の先端に長さ1~5㎝程の密なる穂状様の
花穂を出し小さな花を綴る。
花は紅紫色、まれに白色で、ガクは5つに深く裂け、長さ1.5mm
程、裂片は倒卵形をしている。花弁はない。雄しべはおおむね
8本。花柱は3本。
本日は以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございます![]()
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