カフェやレストラン、海外のインテリア雑誌などで目にする円形型のダイニングテーブル。
置いてあるとセンスのいいインテリアに見えますよね。
見た目はおしゃれな丸テーブルですが、実際の使い勝手はどうなのでしょうか。
丸テーブルのメリット
①やわらかい印象になる
家の中には、部屋の形をはじめ柱や窓、家具や家電など、直線と直角で構成された物が多い中、丸テーブルが描く曲線は、空間に柔らかくやさしい雰囲気を生み出してくれます。
②コミュニケーションが取りやすい
丸テーブルは全員が中心に向かって座るので、お互いの顔が見えやすく、会話もしやすくなり、家族団欒の場を作り出してくれます。
③角がないので安全で安心
ダイニングテーブルの天板部分の高さは70cm前後と、小さな子どもの顔の高さと同じくらいの位置なので、角がある四角いテーブルの場合、子どもが頭や顔をぶつけて大怪我につながる恐れがありますが、角のない丸テーブルなら比較的安全で、安心して置くことができます。
丸テーブルのデメリット
①壁付けしにくい
四角いテーブルなら壁にくっつけたり、キッチンカウンターに寄せたりできますが、丸テーブルの場合、壁に付けて配置すると無駄な空間ができてしまいます。
②天板が狭く感じる
テーブルが丸いため、四角いテーブルと比べるとどうしても天板の面積が狭く感じ、食器を並べたときに、デッドスペースができたり、一人分のスペースが手狭になってしまいます。
回れる動線
壁付けにしにくい丸テーブルですが、壁やカウンターから離して置くことによって、テーブルの周りをぐるぐると回ることができるゆとりが生まれます。
こうした回遊性を持たせることで、食事の配膳や片付けの時にもストレスのない動線になり、空間を有効的に使うことができるのです。
たくさんの魅力がある丸テーブル。
なんとなくレイアウトに広い空間が必要なように思われがちですが、意外とコンパクトにまとまり、逆に省スペースにもなることもあります。
特に、小さな家に丸テーブルを置くと、四角いテーブルと比べて圧迫感が少なくなり、部屋も広く感じられるんだとか。
また、部屋の角を上手に活用すれば、こじんまりとした心地よいダイニングコーナーを生み出すこともできます。
ダイニングテーブルというと四角いものを思い浮かべる人が多いと思いますが、丸テーブルも選択肢に加えて、家庭に合った素敵なテーブルを選んでくださいね
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