お施主様のお家に納めるオーダー家具を確認するため、出雲市高松町にある須谷木工所さんへ行ってきました 
須谷木工所さんはオーダー家具の製作販売をされていて、工場近くで運営する実店舗 mamo shop（マモーショップ）さんではオリジナル家具や北欧家具、雑貨などを販売されています。
今回は、弊社社長が仕入れたトチ（栃）の材を使って、ダイニングテーブルを作っていただきました。
木の木目といえば柾目や板目が一般的ですが、それ以外の特に装飾性が高く美しい模様を「杢（もく）」と呼ぶそうです。
杢の種類にもそれぞれ名前が付けられていて、トチの特徴は「縮み杢」と呼ばれる、木目が波状に縮んでしわが寄ったようにに見える杢。
「縮みといえばトチ」「トチといえば縮み」と言われるくらい、トチの代名詞にもなっているようです。
杢は、自然から様々な影響を受け、ねじれたり曲がったりしながら不規則に生成した木ほど強く表れます。
無垢の木材の味わい深さは、自然素材である木それそれが持つ個性によって生まれるものなのですね 
今回使用したトチの材には縮み杢がしっかりと出ていて、個性的ながらもすっきりとした表情。
ナチュラルな塗装で自然の風合いを残しつつ、上品な光沢と、滑らかで優しい手触りに仕上がっていました。
天然の木ならではの温かみや風合いを感じられる無垢材の家具は、年月を経るごとに美しく変化し、使い続けることに価値があります。
高価なイメージがある無垢材の家具ですが、一度購入したら何十年と世代を越えて愛用できるので、まさに「一生もの」になりますね 
こちらのダイニングテーブルは、7月6日（土）・7日（日）に開催予定のオープンハウスでご覧いただけます。
詳細は、あらためてお知らせさせていただきます。
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株式会社 藤原木材産業
http://www.fujiharamokuzai.co.jp
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