全国的にだんだんと日差しが強くなり、初夏を感じるほど汗ばむ陽気の日も増えてきました
春の訪れを感じたと思えば、間もなく夏の足音も聞こえてきそうですね
数十年前までは、エアコンなどの冷暖房設備を使用しない「自然室温」で暮らせる家が普通でしたが、現代ではエアコンなしで窓を開け放って過ごせるこのわずかな時期がとても貴重に感じてしまいます
さて、弊社でもお勧めしている空気集熱式パッシブソーラー「びおソーラー」をご存知でしょうか?
今回は、「びおソーラーによる床下換気と空気の流れ」について書きたいと思います。
「びおソーラー」とは
「びおソーラー」は、太陽熱で空気を温めて床下に送り、
蓄熱し、その輻射熱を利用して床暖房をします。
最大の特長は、換気しながら輻射暖房できることです。
本来、換気と暖房は相反するものですが、
それを同時に行えるのが空気集熱式の利点です。
夏は、放射冷却を利用して、夜間涼風取り入れを行います。
冷房でない、寝苦しくないやり方です。
もっとも暑い時期・寒い時期には、補助空調をお勧めしますが、
春や秋の心地よい気候を延長する効果を持つびおソーラーと建築の工夫で、
自然室温で暮らす家を目指しましょう。
※手の物語ホームページより (詳しくはこちら)
「びおソーラー」による換気のメリット
・冬は暖かい、夏は除湿された空気を室内に取り込む。
・各床吹出口から新鮮な空気を流すので、家全体が淀まない。
・ゆっくりと空気を動かすため、床下から埃や塵を巻き上げない。
・床下の湿気を乾燥させるため、カビや結露などの湿害を防ぐ。
弊社が建設したこちらの住宅では、夏は蒸し暑く、冬は寒い出雲の気候風土ですが、その季節の自然の力を利用して快適な温度の空気を取り込んでくれます 。
季節、天気、時間を問わず、窓を閉め切ったままでも窓を開けているかのように、家全体に新鮮な空気がめぐる…
体にも心にもいい影響を与えてくれそうですよね
詳しくは弊社までお問い合わせください。
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株式会社 藤原木材産業
http://www.fujiharamokuzai.co.jp
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