皆様いつもご拝読ありがとうございますm(_ _)m
Fujihana事白血病患者の王です。
長かった治療ももう手の施しようが無いとキッパリ
主治医から言われ急遽危篤状態で母が看取りとして付き添ってくれたんですけど…
母の24時間サポートと定期的な水分補給や
その他もろもろの事してくれて
少しだけ体調が上向きになったと言う
医者を困惑させる展開となったのですが…
そのため母をコロナ禍ということで
追い出す決断を上から言われたそうで
「全てはコロナのせいなので」で看取りは中断させられ
また家族だろうと面会は禁止状態に戻り
このまま病院で最期を過ごすか
家族や友人・親戚に顔を合わせて直接
恩返しをしたいので
最後の時間は家で取り敢えず過ごし
在宅医療チームに任せて
家でも点滴や薬の注射等々をしてくれて
病院と変わらぬサポートをしてくれるので
お願い致しました。
なんと言ってもそのスピーディさ
相談したその日から動き
次の日にはレンタルベットやエアマット
ポータブルトイレ
点滴棒
点滴の薬剤
ルートの交換用材料
をもう家に搬入されています。
退院は6/6月曜日なので
移動の為の介護福祉タクシーを
ストレッチャーで運んでくれるので
私は寝たきりのまま家に帰る事になります
流石に歩くことが出来ないほど足腰がやせ細り過ぎて
一瞬に立ち上がるだけならできますが
支えて貰えなければすぐに倒れてしまいます。
リモートで今回私のサポートをしてくれる医者と看護師さんや困ったことがあれば相談役の医療スタッフの複数人の顔合わせをして
私のしたい事を話して
初対面の挨拶は終わりました。
全ては時間の無駄のないように早く家でやりたい時間を増やすために連携しながら準備してくれたので
物凄く心強いメンバーでした。
私の最期のワガママをこれだけの人が叶えてくれるなんて私は幸せもの過ぎます。
長年の白血病との闘いは負けましたが、
残りの時間は私の自由に使わせて貰おうと思います。
そして私の死後の話を母としました。
お金は私の貯金から簡素な葬儀でと頼みました。
お墓も海と桜もすごく綺麗な場所で
昔おじいちゃんが建ててくれたまだ空っぽの
新しいお墓に第1号で入れるみたいです(*ˊ˘ˋ*)。♪:*°
そこに是非とも
白血病患者の王ここに眠る
とお墓に記したいですね。
なんて冗談ですが( ˊᵕˋ*)
私の生きてきた地獄のような絶望も何度も移植の苦しみを味わい
抗がん剤も一生分以上使い果たし
放射線量も限界以上浴びました。
もうなんで生きてるのか不思議領域に居た私ですが、
これからはこれからを生きて行く皆様の
治療がもっと楽になり完治していく病気になって
医療が発展していると願っております。
そして今日は助手さんとお別れをして
お互い涙が止まらないくらい話しました。
私はESBLなので
毎日身の回りの清掃をしてくれます。
大変なのに時間を割いてくれて本当にありがとうございますm(_ _)m
長年の付き合いでしたが
ここでお別れです。
人生とは出会いと別れが美しいもので
幸せを感じました。
つい涙も出てしまいました。
12年前が走馬灯の様にいっぱい思い出されました。
みんなこれからも他の患者様のHEROでいてください。
明日はいよいよ退院
何事もなく帰れればいいなと思うのでした。
では今回はここまで
次回へ…続く
Fujihanaでした