昨年は親の病気が分かったばかりでバタバタしていたため、舞台鑑賞は宝塚だけにしていたので、観たかったけど見送った作品。

再演が決まったときにLINEでボヘミアンズ登録したらチケット先行販売あり、ということで登録していたのです。

そこで行けそうな日で望海風斗がサティーンの日を登録したら2枚ほど当たり、そのうちの1枚がウィンドミルチーム初日だったという…

席はB席(9500円+手数料1100円)2階の後ろの方でしたがサブセンターだったので舞台全体をしっかり観られて良かったです。

 

客席が玄人というか拍手や歓声が凄くて初見の私はすっかり気後れしてしまいました💦

始まってしまえばあっという間。

とにかく歌もダンスも凄い!

女性キャストは露出度高めの衣装だけど、筋肉がついていてヘルシーな肉体美。

カンカンの足上げもスピードと力強さが素晴らしかった。

男性キャストも力強くリフトもすごかった。

歌もパワフルですね。

 

望海風斗サティーン、本当に素敵だった。

やはり歌が素晴らしいです。男役の声も素敵だけど、また別の声を鍛えているんだなあと感動。

お芝居も良かったです。

個人的に、恋愛部分よりムーランルージュへの想いの強さに泣けました。

13歳で親に売られて娼婦として体を売って、荒んだ生活を送っただろうに自分の居場所や仲間を守る忠誠心を持ち続ける。

心はダイヤモンドのようにキラキラしているからムーランルージュでトップスターになれたのかなあ。

恋愛物だけど、人生は恋愛だけじゃない、責任ある大人の女性として描かれている気がする。

亡くなる前にやれることは全部やる、ロートレックやジドラーとの会話も人間味に溢れて素敵でした。

鎖骨の辺りが痩せていてちょっと心配になりましたが、結核という設定に説得力が出ますね。

でももう少し太っても良いのに…と思いました。

 

甲斐翔真クリスチャン

大型犬の仔犬のような可愛らしさもあるけど、後半は恋の狂気も感じられて素敵でした。

彼を応援したくなるサティーンの気持ちがわかる。

 

伊礼彼方デューク

私の中では彼は若手ミュージカル俳優なんだけど、いつの間にか恋敵の方になってた。

それが渋くて格好いいので良い意味でビックリしました。

 

松村雄基ジドラー

1999年「南太平洋」を一路真輝さん目当てで観に行ったとき、松村さんがケーブル中尉やってたのを覚えてます。

年を重ねてもハンサムですよね。

後半のお芝居が好きでした。道化のように振舞っていてもムーランルージュ(と中で働くガールズ)を守りたい気持ちが伝わってきて…

 

加賀楓ニニ

タンゴが素敵だった~

サティーン亡き後ニニがムーランルージュを背負っていくのかなあ…

 

プリンシパルキャストもアンサンブルキャストもこのミュージカルに立てることが嬉しい!って感じのテンションなのが伝わってきました。

キャストもエレファントチームとウィンドミルチームと分かれているようですが、これからシャッフルもある様子。

私は2回目(最後)が8月ですが今回と同じキャストなのです。どれくらい深化しているか楽しみです。

他のキャストも観たいなあ(特に橋本さとしさん!)と思いつつ、チケットは高いし完売なんで無理なんですよねえ。