無事に、事故なく開幕できたことは良かった。

でも理事長と組長とトップスターの挨拶も「長きに渡って公演休止したこと」「演目変更したこと」「心配をかけたこと」のお詫びのみだったということにはガッカリしました。

 

ご遺族の意向もあるのかもしれないと想像しています。

宝塚歌劇団の公演内で「追悼」されてしまうことで、きれいごとになってしまう。

宙組を再生するのに亡くなった生徒を利用されるようなことがあって欲しくないでしょうから、なにもしてくれるなという気持ちなのかと…

 

そうであったとしても、せめて「宝塚の伝統にあぐらをかかず価値観をアップデートし、宙組生が健やかに舞台に立てるよう努力する」くらいのことは言えたんじゃないかな。

これから先、未来に向けて変わっていく姿勢を観せて欲しかった。

変わっていく行動があれば言葉が無くてもいいのかもしれないけど。言語化することでやるべきことが明確になるから。

劇団の責任者や、当事者であるタカラジェンヌが自覚できているのかがわかれば、少なくとも私は少し安心できるんだけどな。

 

SNSやブログで初日を観た方の感想を観ましたが、初日故に歓迎のコメントが多い様に見受けられました。

中には笑ってみることはできないという方もいらっしゃいました。

私自身は、宙組再開できて良かったと思う気持ちはあるけど元に戻るにはまだ早いという気持ちの方が少し勝ってる状況です。

 

とにかく千秋楽まで事故なく完走できると良いな。