体調が悪くて仕事を休んだので💦視聴できました。

いつも以上にぼんやりしてましたが、それでも月組の新人凄いな!と思ったので、数日たった今でも印象に残っていることをちょこちょこ書いてみようと思います。

 

まず主演の雅耀

容姿についてはもうすでに出来上がっている。とても綺麗。

落ち着いているけど歌ったり喋ったりすると若さが出る。

これがユリウスという役にマッチしていたので抜擢に納得できました。

綺麗で整っているせいか少し大人しい印象でもあるので、弾けるような明るい役や色濃い悪役など色々な経験を積んで欲しい。

 

ヒロインの乃々れいあ

アデーラの世間と断絶した雰囲気と少ない経験で初ヒロインに挑む緊張感がリンクしていたせいか、自然な感じでした。

 

2人とも大健闘でした。

ただソロでは歌えてもデュエットは結構拙かったので、ここら辺が音楽学校でのレッスンだけではカバーできない部分なのかなと思いました。

 

七城雅

月組新人公演のライブ配信を何度か観ましたが、今回の役が一番好きでした。

配役と実力が釣り合っているのか余裕のあるお芝居だったように感じました。

 

きよら羽龍

今回長の期の長。

上手すぎてビックリ。ベースは本役のお芝居だけど、マクシマスとの関係性などは独自の部分もしっかり作りこんでいる。セリフと歌がクリア。素晴らしかった。

挨拶では少し言葉に詰まったところもあり、彼女が昨年以降歌劇団の意向に振り回されている苦労に思いを馳せてしまいました。

彼女もまだトップ娘役を狙える人材だと思うので、頑張って欲しい。

 

天つ風朱李

割と個性的な美人なので、舞台のどこにいても埋もれないタイプだと思って見ていましたが、今回はお化粧が進化していて良かったです。

主人公とは敵対して復讐心を宿している影を持つ人物の黒っぽい色気があり、エゼキエルとの関係性も冷めているようなそれでも姉として見捨てられない不思議な情が出ていて、上手い人だなと印象に残りました。

 

この外にも、真弘蓮、和真あさ乃、咲彩いちごは印象に残りました。

 

トップコンビの退団公演を研3・研2の新人公演初主演コンビ中心で演じると聞いて不安もあったけど月組の新人公演メンバーの達者さで楽しく観させてもらいました。

むしろ新人公演で超若手が主演することで、ユリウスとアデーラは特殊な能力を持つがゆえに用心深く老成した部分を持っている若者だったんだなとストーリーがすっきり入ってきた感じがします。

正塚先生は音楽学校の先生もしているし、若者の自分探し物語であること・話は整理されていないけどメインキャストが少ないことから新人公演との相性も良かったのかもしれません。