年末年始は実家で過ごしていたためスカイステージを視聴する環境でもなく、宝塚をお休みしてました。

休みなのは仕事だけ。実家に行けば普段はヘルパーさんに頼っている家事や介護も自分でするため想像通り消耗しました。

でもこういう家族の時間も大切ですね。

元日に起きた令和6年能登半島地震の被害を見るにつけ日常がどれほど危ういものか考えさせられます。

被災された方たちにお見舞い申し上げると同時に、これから自分でできることをやっていこうと思います。

具体的には自分の生活を普段通りすること、身近な人を助けること、寄付をすること。

非常時の備えの見直しをして…という感じでいつもの新年より落ち着いたスタートを切りました。

 

観劇はじめは1/6。

雪組公演は華やかで宝塚らしいお芝居とショーで楽しかった。

退団発表をした彩風咲奈の堂々としたトップスターぶりも見事だったし、夢白あやとのコンビも大劇場2作目とは思えぬ相性の良さ。

前作の時はデュエットダンスがやや不安定に見えたけど、全ツなど公演を重ねていきピッタリに見えた。

そして夢白あや単体でも美しいですね。近年彼女ほど金髪が似合った娘役は記憶にないかも。

朝美絢も一層華やかで、お芝居の現実と想像の世界の狭間にいる存在として時に陽気に、時に妖しく想像主を振り回す感じが素晴らしかった。

作家が「キャラが動き出す」というのを聞くけど、こういうことかと。

和希そら。退団するのが惜しい。宝塚の男役としては小柄だけど、大きな存在感がある人でした。

下級生の頃は元気で弾けていたけど、最近は大人の色気とか抜け感があり、歌ってよし、踊ってよしの人だったのでいつまでも観ていたかったけど。

芝居でもショーでも演出家に愛されているんだなという素敵な場面が沢山ありました。

 

劇場内はお花は飾ってあったけど門松はなく開演アナウンスも通常通りでした。

昨年来色々ありましたから、今年はイベントで華やかにというよりは一公演を着実に積み重ねて欲しいなと思います。

 

今年はどれくらい観劇できるのかわかりませんが、宝塚で頑張る人たちをマイペースに応援していきたいな。