仕事始めの本日、帰宅後にCSつけたら『紫禁城の落日』をやっていたので雑用をしながら視聴。

 

この作品は高校生の時に旧東京宝塚劇場で観劇し、NHKで放送されたのもビデオに録画して観てました。

1991年の作品…もう31~32年前なのね。

 

スカステではちょいちょい昔の作品をやっていて懐かしんでますが、観ていると今との違いを感じます。

まずお話が単純というか時代考証も大らかで、今だったら企画通らないでしょうね💦

主なキャストも実力派というよりは存在感で見せる感じ。

まりこさんなんか光ちゃんやあがちんが上手に見えるくらいの歌唱力。

フィナーレの「sing sing sing」ネッシーさん・シメさん・まりこさんと3人しかいないのに全然ダンスが合ってないというか合わせる気ないでしょって感じだし。

でも3人の違いを楽しんでいた記憶があるんだよね。

今にして思えば塩対応過ぎるシギちゃんの扱いもフィナーレで単独銀橋渡があるだけで「すごい」と思ったような記憶もある。

同時退団の割にデュエットダンスもカラッと明るい感じだし、最後ネッシーさんの黒燕尾はシメさんとまりこさんが出ていないとか。

 

昔の方が番手の格差がはっきりしているね。

トップは出てくるだけでトップだから出番が多いとはいえ、歌もダンスもというよりは得意なもので勝負している。

2番手も少ないけど美味しい場面で存在感を示して、下級生はモブ。

路線以外はキーパーソン的な美味しい役がたまに振られたり、得意分野でクローズアップされたりする感じなので、路線争いなど大きな番狂わせは余りなかった気がする。

 

それにしても…大人のトップコンビだと思っていた日向薫さんは研16、相手役の毬藻えりさんは研11、2番手の紫苑ゆうさんは研14、3番手の麻路さきさんは研9、次期トップ娘役の白城あやかさんは研4とか、若いわ。

結局観ている自分との歳の差なんだろうねえ。

でも『紫禁城の落日』のシメさんと『蒼穹の昴』あーさが同学年って中々信じがたい。