ムラで観た時もお芝居の感想で力尽きていたので、今回は感想を書こうと思います。

 

今回のショーも礼真琴の歌・ダンスの魅力がたっぷりで、見ごたえのあるショーだった。

全体的にスペインの情熱の濃い感じが前面に出た、重くて湿度高めで、どの場面も似通った場面のように見えてしまう。

中詰めは宝塚のスペイン物のお芝居の主題歌集だったから宝塚スペシャルの柴田先生特集みたいな印象も…

 

スペインだったらアルハンブラ宮殿でイスラムっぽい場面とか、サッカーとか、にんじん娘ぶっこむくらいならいっそのこと無国籍な場面とかあっても良かったかも。

 

そして今回のショーは大人数の場面が多くて、歌い継ぎで短いソロや少人数口の出番はあったけど、「礼真琴」の周りで大勢が踊るという印象が強い。

こっちゃん以外で芯を取ったのはせおっちだけ。

今やってる花組大劇場公演だったら、マイティ・ひとこ+まどかがメインの場面があるし、他の組ももう少し2番手以下の生徒の出番が長い気がするんだけど。

こっちゃんが上手すぎて印象に残りすぎているだけなんだろうか…

でもプログラム見比べるとやっぱりこっちゃんの出番が多い気がするな~

こっちゃん好きだし、歌もダンスもレベルが高くてありがたいけど、働かせすぎな気がする。

またあかさんやぴーすけはニコイチじゃなくてソロでもちゃんと活躍できる子たちだし、若手だってもう少し少人数口で育てないといつまでたっても独り立ちできない気がするんだが。

これからありちゃんが来るから難しいのかもしれないけど、雪組で諏訪っちが銀橋で一人で歌う(後から組長・副組長が合流するけど)のとか観ていると、場面を与えれば成長すると思うんだけどな~

なこちゃんにももう少し場面があっても良い気がする。

 

個人的に闘牛シーンのトロSは舞空プロで観たかった。

こっちゃんとなこちゃんのダンス対決は見応えがあるだろうから、いつか是非観たいものである。