3月に提出した水田と畑の土の土壌診断の結果がようやくきました。
通常1週間半なのに1カ月も待ちました。

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♯結果
資料は他にもあるんですが見やすそうなのでこれにしました。

詳しい方は表を読み取っていろいろ妄想してください。

確か去年は分析に出さなかった気がしますので、一昨年の結果(資料を読み返していないので記憶ですけど)を比較してみます。

【PH】
あまり変わらず中性。
MURAの場合、多少高いくらいが良いわけですが、問題は下の石灰。

【石灰】
あまり変わっていないか、やや減少したか!? 基準値から比べると1.7倍ほど多め。

【苦土】
あまり変わらず。多少減ったか。

【加里】
減少。以前は基準値を大きく越えていました。

【有効態リン酸】
増加。今年も加算して良さそうです。

【EC】
変わらず。なかなか増えませんね。土のポテンシャルの低さでしょうか。

【可給態ケイ酸】
あまり変わらず。ケイカルをやめて3年でしょうか。供給はワラとようりん頼みとなっていますが、大きく減少することはありません。


さて、この結果について。
昨年購入したコンバインは、稲わらカッターがついているので、一昨年までと比べ焼き畑の量が減っており、それが今回影響しているのかもと推測。
過剰気味だった加里が減少傾向にあるあたりからそう言えそう。ワラ灰がpHや石灰の高さに影響しているか。

pHが高いことについてはやや歓迎。
鉄やアルミが溶けにくくなるので、有効態リン酸の効きに多少期待が持てます。
しかし、一方でホウ素やマンガンの吸収が落ちる点は心配です。


まぁ数字では見えないものもあるわけですが、今年の田んぼはこういう状態でした。
参考までにどうぞ。