今年、初のカボチャ栽培をやってみました。種からの栽培です。品種ごとに剪定方法が違ったり、ワラの敷き方もあったりといろいろ手間のかかる野菜でした。


おどろいたのは草勢。肥料成分が薄い土に植えたんですけど、サツマイモのツル同等の勢い。葉と茎がでかくトゲがある分、カボチャのほうがタチが悪いか。トウモロコシエリアを食い、落花生エリアを食い、もうなにが何だかわけがわからずな感じになったりしてね。来年は囲いを作ろうかな。


植えた品種は、皮が緑色の「くじゅうくりEX」と皮が白い「白い九重栗」を7株ずつ。定植時に、キュウリの苗と2株ほど取り違え、カボチャの畝にキュウリができ、キュウリの畝にカボチャができるという珍事もありましたね。


収穫、食べてみての、それぞれの品種の感想。


「くじゅうくりEX」はホクホク感がたまりません。果肉はミズミズしくて柔らかく、皮も柔らかでおいしい。甘味は強くありませんが、追熟(※収穫してから1~2か月ほど涼しい場所で完熟させる)すれば甘くなると思います。デザートなんぞに向いているのではないでしょうか。


「白い九重栗」も試食しました。こちらはEXよりもサイズが大きく、貯蔵性が高いことがポイント。割ってみると、なるほど果肉の水分含有量が少ない。ホクホク感はEXより劣る、やや固めのジャガイモに近い感じかな。甘さに関してはEXを遥かに凌ぎます。すごい。へたなサツマイモより甘いです。びっくらこきました。煮崩れしないので煮ものむき。


EXと白は、それぞれ特徴がありますね。来年も同じ品種を作ってもいいかなと思っています。