独りでできるストレスマネジメント
日々の生活の中にはストレスが蔓延しています。心身共に健康な生活をするために、日頃からストレスコントロールできる智恵を身につける必要があります。管理人の経験をもとに、ストレスの基本から簡単にできるストレスマネジメントの実践まで、シリーズで紹介します。
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健康食品について

健康食品の被害

最近、中国製の健康食品での副作用が報告されていますが、殆どダイエット用製品ですね。
厚生労働省が6月23日に発表したデータによると、平成14年から調査した結果では、健康被害は793名で、うち死者が4人となっています。
国内では承認されていない医薬品成分が含まれているとのことです。その成分と健康被害との因果関係は不明ですが、健康食品に医薬品成分が入っているのはそれ自体で薬事法違反ですね。

                          →中国製ダイエット用健康食品に関する報告
             
健康食品の種類

ところで、健康食品には種類があるのをご存知ですか?
保健機能食品と一般食品があり、保健機能食品にはさらに特定保健用食品と栄養機能食品があります。
保健機能食品は、国がその「健康の保持増進効果」を確認したものであり、特定保健用食品は、厚生労働大臣が個別に表示許可をするもので、栄養機能食品は規格基準を満たすものであれば個別に許可を受けることなく表示を行うことができます。
一方、一般食品は、国がその効果を確認したものではありません。

          ┌特定保健用食品・・・栄養成分含有表示、保健用途・栄養成分機能表示・注意喚起表示
保健機能食品 ┤
          └栄養機能食品・・・栄養成分含有表示、栄養成分表示、注意喚起表示


一般食品・・・栄養成分含有表示
        「健康補助食品」・「栄養補助食品」・「栄養強化食品」・「栄養調整食品」・
        「健康飲料」・「サプリメント」などの名称のもの

                          →国立健康・栄養研究所資料

みなさんが愛用している“健康食品”はどれに当てはまるのか、一度調べてみてはいかがでしょうか。パッケージを見て、健康補助食品などと記載されているのは、ただの一般食品ということです。

ちなみに私の家族が普段使用しているのは、プロポリス、スッポン卵加工食品、アミノ酸、ビタミンC、低分子ヒアルロン酸などですが、アミノ酸とビタミンCが栄養機能食品で、他は全て一般食品でした。
        

ストレスとは何か

ストレスとは何か

精神障害での労災認定が過去最高

2005年6月17日の日経新聞によると、「仕事上のストレスによる“うつ病”などの精神障害で2004年度に労災認定を受けた人が前年度より22人増え、過去最多の130人になったことが17日、厚生労働省の集計で分かった」と報道されています。そのうち自殺者は前年度より5人多い45人。「専門家は、精神障害に対する認識が深まったのに加え、厳しい実績評価など職場のストレス増加が背景にあるとみている」とのことです。

世代別に見ると、30歳代が53人(前年度比13人増)で最も多く、40歳代の31人(同10人増)が続いた。職種別ではシステムエンジニアなどの専門技術職が最多の43人(同14人増)で、販売職の16人(同6人増)も目立っています。労災申請も前年度を77人上回る524人で過去最多。うち自殺者は121人(同1人減)でした。

また、過労による脳内出血など脳・心臓疾患で労災認定を受けたのは294人(同20人減)で、うち死亡した「過労死」の認定は150人(8人減)。申請は816人(74人減)で死者は294人(20人減)でした。認定、申請数とも過去最多だった2002年度には及ばないものの、依然、高い水準にあるとのことです。


心と身体の危険信号

最近眠れない、肩が凝る、食欲が無い、などの症状はないでしょうか。ストレスは、自分では気が付かないうちに、心身に影響を及ぼしています。次の項目で10個以上当てはまるものがあれば、要注意です。

  □ 朝起きる時身体がだるい       □ 同じ失敗を繰り返す
  □ 食事中に舌を噛む           □ 計画がうまく運ばない
  □ 身体を動かすとポキポキ音がする □ 中途で挫折することが多い
  □ 貧乏揺すりをする           □ イライラして起こることが多い
  □ 寝付きが良くない           □ 自分を無能と感じる
  □ 夜中に目が覚めることがある    □ 他人の目が気になる
  □ 時々ボーとしている          □ 過ぎたことを後悔する
  □ 頭痛がよくする             □ 気分が落ち込んだまま晴れ晴れしない
  □ 花がつまりやすく唾が飲みにくい  □ うつ状態
  □ 肩こりがひどい             □ 自責が強い
  □ 腰痛が治らない            □ 他人を批判する
  □ 背中に痛みがある           □ 満足することができない
  □ 姿勢が悪い               □ 状況が絶望的だと考える
  □ 怪我や事故が多い           □ 予測しすぎて結果を煩う
  □ 偏食している              □ 理解しても行動できない
  □ 好奇心や探究心がない        □ 病気が多い
  □ 根気や集中力が少ない        □ 執着やとらわれが多い
  □ 人間関係にトラブルがある

ストレスの語源

「ストレス」という言葉は、もともと物理学の領域で使用されていた言葉で、物体にある外的な力を加えると生じる “ひずみ” のことを意味していました。
それを医学の領域で、カナダの生理学者ハンス・セリエが“ストレス状態”という言葉で各種の刺激(ストレッサー)が生体に作用した場合に起こる一定の歪みを表現したのが始まりです。
つまり、ストレスはストレッサー(ストレスを引き起こす要因)によって生じると精神的・肉体的歪み、ということになるでしょう。

ストレッサー

ストレッサーには大きく分けて外的ストレッサーと内的ストレッサーの2つに分けられます。

 1.外的ストレッサー
  物理的ストレスと社会的ストレスがあります。
   物理的ストレス・・・「自然」に代表される外部環境。寒暖の変化、騒音、
               高低音による刺激など
   社会的ストレス・・・経済情勢の変化、人間関係などの「社会環境」
 2.内的ストレッサー
  心理的・情緒的ストレスと生理的・身体的ストレスがあります。
   心理的・情緒的ストレス・・・緊張・不安・悩み・あせり・淋しさ・怒り・
                    憎しみなどの個人的な状態
   生理的・身体的ストレス・・・疲労・不眠・健康障害などの生理的状況
                    の変化

ストレスマネジメント

ストレスは一見嫌なもののように感じますが、実はその人にとって悪いストレスもあれば逆に良いストレスもあります。例えば、恋人ができたり結婚したりすることは、良いストレスといえます。
本人にとって良くとも悪くとも生活環境が変わり、生理的・心理的にも新しい適応を余儀なくされた際に適応し得なかった時、悪いストレスとなって何らかの身体的影響が生じます。
結局、その人によってストレスの受け止め方の違いで良いストレスとなるか悪いストレスになるか違ってきます。ストレスが無さ過ぎても身体には良くないといわれています。「適度なストレスを」というのがいわゆるストレスマネジメントです。

ホメオスタシス

人間の心や身体には、ストレッサーを跳ね返そうとする力が自然に働き、簡単には病気になったりはしません。
例えば、体温の調節は血管の収縮や発汗作用が働いて、熱い時には身体の熱を外に出し、寒いときには熱を保つようにと私たちの身体は自然に調節されていますが、これらは、外気温におかされて病気にならないために、自分の身体を守っている証です。
こうしたからだの働きは、生体恒常性(ホメオスタシス)と呼ばれるもので、自分の身体を安定させようとする自然に備わった機能です。