そこからずいぶん時間が経って、きっとお互いが好きだなって好意を持ち合ってきていたのはわかっていたけど
私は結婚願望がなくて、🦌さんの口癖せは
『この職業を選んだ以上、どんなに好きな人ができてもその人の人生を背負うなんていう無責任なことはできない』でした。
不安定な収入、不規則な生活、だけどやりたい事を優先したから、自分の中での人並みの幸せはもう諦めている。と。
一緒にいると本当に楽しくて、ずっと笑っていて、趣味も合って、味覚も合って喧嘩もしない。
きっとこんなに合う人って人生で現れないと思う。だからわがまま言えばできればずっと一緒にいたいけど、
かおちゃんの年齢や人並みの幸せを考えると、もし結婚を考えられる人に出会ったらいつでもそっちに行ってね。でした。
(この話にはBサイドがあります)
お互いがちゃんと付き合いたい、でも縛りたくないっていう感覚になり始めた頃、
キングオブコントの準決勝が近づいていた。
その時までは仕事の相談を受けたり、単独ライブを見に行くことはあっても、
(行くのをいうと緊張するだろうから、こっそり石山さんから手売りのチケットを買ってた☺️)
そんなに賞レースの進捗なんて聞いたこともなかった。
でも2014年の準決勝にいく前夜、夜行バスに乗る前に『ちょっと話があるねん』なんばパークスに呼び出された。
私は普段通り応援の手紙を書いて会いに行くと
『僕、実はかおちゃんのことが好きやねん。だけど、今のままじゃ胸張って付き合ってって言えないから、明日の準決勝で絶対残るから、決勝に進出したら僕と付き合ってください。』って言われた。
まさかの告白だった。
心の中では嬉しかったけど、
決勝ってそんな甘いもんじゃないよなー。。
逆に言えば決勝に行けなかったらまたこの毎日楽しいけどなんでもない日常が戻ってくるのかー。と思っていました。
その1ヶ月後にこんなことになるとは…
〜続く〜
パークスに呼び出されて、告白されたあとの写真(笑)