【レビュー】ザックJAPAN 終戦 | 藤ヶ谷陽介・内田達也と共に闘うGamba Osaka Supporter's blog

【レビュー】ザックJAPAN 終戦

いろんな議論が飛び交っている今日この頃ですが、一応 自分なりの見解を。
まず 言えることは 日本代表が ワールドカップで勝つには あまりに未熟だった もっとハッキリ言えば弱すぎたということでしょう。指揮官のとんちんかんな采配も度々クローズアップされるところですが、問題は その次元よりも ずっと根の深いもののような気がします。ゆえに たとえ途中から斉藤学(さい の字が違うかもしれませんが、ここでは どうでもいいことなので)とかを投入したところで変わるような話ではなかったと考えます。
アフリカや南米の選手のシュートの意識とパンチ力、精度には 日々驚くばかりです。日本人が何年経っても パスしか考えないところで、足を振り抜いて しかもかなりの確率で枠に飛ばしてくる。シュート1つ取っても 日本人は 世界において全く話にならないなと感じました。
また1分2敗という結果を受け、「今だ!」と言わんばかりに いろんな人間が偉そうに語っていますが、この結果に対する責任は この4年間 日本サッカーに関わった人間全員にあるわけで 選手たちのせいにする前に自分のこの4年間を疑うべきでしょう。帰国時の待遇に対して またグチグチ言っている人がいるようですが、強豪国と同じことを日本人のスキルで真似したところで必ずしも勝てるわけではないですし、もちろん やる気がないから勝てなかったわけでもありません。
例えば J1各チームに30人在籍していると仮定すると、30×18で「(あえて こういう言い方をしますが)この国のトップリーグ」J1には540人が在籍しているという計算になります。それからこの4年間で代表に呼ばれたことのある選手をざっと50人と仮定します。本当に責任は この50人だけにあるのでしょうか。自分は むしろ(この計算で行けば)残りの490人が責任を感じるべきだと思うわけです。
広島のゴールパフォーマンスという名の「茶番」を黙認していて この国は強くなるんですか?目先の残留だけを考えて 辛うじて生き延びている、いわば降格争いの常連や1年降格が 当たり前になっているクラブは、自分達がリーグのレベルを下げている=代表のレベルを下げているという認識があるでしょうか?
コロンビア戦で 飛び込んでPKを与えた今野や練習もせず突如パワープレーをやらせたザッケローニも 問題ですが、これがW杯となれば話は別です。他人面して批判している そこのおっさんも 暗い部屋でYou tubeを見ながらニヤニヤしているそこのあなたをもひっくるめた、この4年間の日本サッカーの採点結果が これなわけですからね。この結果を阻止出来なかった責任は 我々にも あなたにも十分にあるということです。