伝票屋のおやじのブログ

伝票屋のおやじのブログ

明治生まれの父親から家業を受け継ぎ45年間伝票製本を生活の
糧としてきた経験を綴りたいと思います。

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年末年始

この年末になって有るかなと思っていた正月納めの仕事27日に電話がありました、
なんと1月2日納めとは予想以上の無理難題、絶対時間はあるので物理的には可能
こんな時に答えを決めるのは ”きもち” ”気持ち” 40年近く作業を受ける側にいるので
こんな事は掃いて捨てるほど経験してきたがまぁ~いろんな人がいるもので
2度と受けないと思わせる人もいれば仕事の喜びを感じさせてくれる人もいる、
兎に角 ”世話になったなぁ~” といつまでも覚えていてくれる人が一番嬉しい。

西洋の人はこの貸借関係をお金に変えて清算するのになんの抵抗もないようで
チップと言うルールもその一環かも?ドイツで大きな展示会があるとその開催地の
ホテルは宿泊料がはねあがる、2倍で収まればいい方で3倍もあるんじゃないかな
屋根裏部屋のようなところで一泊40000円なんて経験もある  日本なら
”人の足元を見やがって”と必ずしも納得のいかない感情が残るが先方は
しごく当り前の雰囲気、伝票を正月に納めたからっと言って2倍も3倍も値段を
取る訳にいかない、今まで日曜に作業をしたからと言って製本代を上げてもらったと
言う話は聞いたことが無い。

どっちがいいのか良く分からないけどここは日本、困った時は無理難題でも
拝み倒す事、職人なんてイチコロで”やらなくちゃー”となります、ひょとすると
製本屋てマゾの集団かもしれない???