いったい、原発はいつ収束するのか。
東電の「工程表」によれば、
原発を「冷温停止」させるには、
あと半年から9カ月かかるという。
すべてが順調にいった場合の
“大甘”見通しでもこれだから、
気の遠くなる長期戦になるのだが、
だとすると心配なのが
現場で働いている「作業員」の体だ。
東電の「協力会社」の関係者が言う。
「現在、300人前後の作業員が原発に立ち向かって
いるが、
かなりの重労働を強いられている。
防護服に全面マスクという重装備だから、
少し動いただけで猛烈に疲れる。
現場は空調が使えないので気温が高いうえ、
防護服で覆われているので体温がこもり、
30分も作業をすると
汗でビッショリ。
しかし、マスクをしているので水を飲むことも
できない。
心配なのは、湿度が上がる梅雨時や夏場です。
いまでも熱中症や過労で病院に担ぎ込まれる
作業員がいるのに、
夏になったらどうなることか」
それでなくても、作業員の生活は過酷で、
みんな倒れる寸前だ。
東電によると作業員は
「6勤2休」のローテーション。
6日間は「免震重要棟」に泊まり込みで働く。
寝る時はフロアで雑魚寝、
食事も缶詰かレトルト。
風呂にも入れないから、
ウエットティッシュで体を拭く。
トイレも仮設で大便しか水を流せない。
悪臭がたちこめても窓すらない。
ほとんどの作業員が体重を減らし、
目が落ち込み、疲れ切っているそうだ。
●被曝と劣悪環境に加えて酷暑地獄
作業員の被曝量も上がりつづけている。
すでに累積放射線量が従来基準の100ミリシーベルト
を超えた作業員が28人に達している。
厚労省は事故後、上限基準を250ミリシー
ベルトに引き上げたが、
このままでは、新基準値も超える作業員が
続出しかねない。
前出の「協力会社」の関係者が言う。
「いま作業しているのはベテランが多い。
でも、被曝量が増えているため、
いつまでも仕事できないでしょう。
いずれ交代せざるを得ない。
しかし、経験が少ない連中に
過酷な作業がこなせるのか。
本当はベテランがいるうちに
解決策をみつけなければならないのです」
4月上旬には、現場責任者である第1原発の
吉田昌郎所長が本社とのテレビ会議で
「本社はいつも、
がんばれ、がんばれと言うだけだ!」
「そんな危険なところに
スタッフを行かせられない!」
とブチ切れている。
作業員がダウンすれば、
工程表は絵に描いたモチになる。
(日刊ゲンダイ2011年4月19日掲載)
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