毛髪からついに覚醒剤反応が出た酒井法子容疑者
（夕刊フジ）
女優で歌手の酒井法子容疑者（３８）の覚せい剤取締法違反事件で、
毛髪鑑定の結果、覚醒剤とみられる反応が出たことが１９日、捜査関
係者への取材で分かった。
また、酒井容疑者は同日、拘置期限を迎え、東京地検は２８日まで
９日間の拘置期間延長を決めた。
酒井容疑者の逮捕後に行った尿検査の結果は陰性反応だったため、
使用容疑での立件の可否を検討するため、
警視庁が毛髪鑑定を進めていた。
これまでに酒井容疑者の毛髪数十本が採取されていたが、
鑑定の結果、毛髪から覚醒剤とみられる反応が出た。
東京都港区の自宅マンションからは使い残しとみられる微量の覚醒剤
や吸引用ストロー４２本などが発見されており、
付着した唾液のＤＮＡ型鑑定は酒井容疑者の型と一致。
千葉県の別荘からも微量の覚醒剤が発見された。
警視庁は、酒井容疑者が覚醒剤を使用した時期や頻度を特定するため、
さらに鑑定結果の分析を進めるとともに、
起訴に向けて詰めの捜査を急いでいる。
一方、１９日の民放各局のニュースは酒井容疑者が出頭するまでの
“逃走劇”に関する新事実を報じた。
ＴＢＳは、酒井容疑者が夫の逮捕現場から立ち去ったあと、
「３日の夜、歌舞伎町のホテルにいた」
とうその供述をしていたことを報じた。
警視庁が確認したところ該当するホテルに宿泊した事実は
なかったという。
また日本テレビは、酒井容疑者が出頭した際、
自分の携帯電話ではなく、長男の携帯電話を持っていた、
と伝えた。
捜索願が出されていた今月４日、山梨・身延町で酒井容疑者本人
の携帯電話の電波が確認されているが、
現在、その携帯電話がどこにあるかは不明。
警視庁は、酒井容疑者が故意に自分の携帯電話を隠した可能性
もあるとみて詳しい経緯を調べている。